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【チャリティ・イベント・レポ No.79】能登半島地震 輪島支援 特別上映「幻の光」@Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下

昨晩8月3日(土)は、渋谷にある映画館「Bunkamura ル・シネマ渋谷宮下」へ。

1995年に公開された、是枝裕和監督の長編映画監督デビュー作の「幻の光」を鑑賞。
6月頃にネットで、たまたま、こちらのニュースを見て、上映を待っていました。能登半島・輪島を舞台にした映画ということで、再上映の収益から諸経費を除いた全額を輪島市に寄付するチャリティ上映ということで。

映画「幻の光」
「幻の光」能登半島地震 輪島支援 特別上映のお知らせ
2024年8月2日(金)~Bunkamura ル・シネマ渋谷宮下(限定上映)
その後、金沢をはじめとして全国順次上映いたします。
再上映の収益から諸経費を除いた全額を輪島市に寄付させていただきます。


今回の特別上映にあたっての映画プロデューサーのインタビューを事前に読んでから鑑賞に行きました。輪島を舞台にした映画という以上に、輪島の地元の皆さんの協力があってようやく制作されることができたという苦労を知ることができました。その時の恩返しをするために、2月頃に何かできないかと考え、今回の特別上映が実現されたとのこと。
あらためて、映画を見ると、その思いがよくわかりました。
インタビュー記事は、このページの最後の方にまとめて掲載しています。

30年前の能登の風景や生活をスクリーンで見ることができました。
たった30年前ですが、1990年代は自分もリアルに生きていた時代だけど、すごく昔に感じてしまいました。

主演の江角マキコさんが能登での新しい生活によって「喪失と再生」を感じさせる物語と演技が心に残りました。人間って、本当にぎりぎりのところで生きているんだなと思いました。

また、この鑑賞が能登半島地震の支援につながるというのも嬉しいですね。

映画「幻の光」のWebサイト(全国各地の上映館の情報も掲載されています)

能登半島地震 輪島支援 特別上映
幻の光

8/2(金)より限定上映
会場:Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下

能登の雄大な自然を背景に、ひとりの女性の喪失と再生を描く。
是枝裕和監督の長編デビュー作にしてヴェネチア国際映画祭受賞作
「能登半島地震 輪島支援 特別上映」として29年の歳月を経てデジタルリマスターで蘇る

一日の、あるいは季節の中で移りゆく“光と影”を描いた歴史に残る映画だ。
(イル・ジョルノ紙)
芥川賞作家・宮本輝の同名小説を原作とし、是枝裕和監督の長編映画デビュー作ともなった映画『幻の光』(1995)。石川県輪島市を舞台に「生と死」「喪失と再生」というテーマを、陰影深い映像に昇華させ、ヴェネチア国際映画祭で金のオゼッラ賞(撮影に対して)を受賞。国内でも連日満席となる話題作となった。
公開から29年後の2024年元日。能登半島地震で輪島市は甚大な被害を受ける。「当時、新人たちの映画づくりは暗礁に乗り上げていた。輪島市の協力がなければ、映画は完成していなかった」と振り返るのは合津直枝プロデューサー。「今こそ映画を通して輪島市に恩返しを」とリバイバル上映を企画した。本プロジェクトは、デジタルリマスターで新たに再生した『幻の光』を全国で上映し、映画に残る<輪島の風景、生活、美しさ>を伝えようとするものである。
また、収益から諸経費を除いた全額を輪島市に届け、1日も早い復旧復興を祈念する。

企画/プロデユーサー 合津直枝
監督 是枝裕和
キャスト
江角マキコ 浅野忠信 柏山剛毅 渡辺奈臣 吉野紗香 木内みどり 大杉漣 桜むつ子 赤井英和 市田ひろみ 寺田農 内藤剛志 柄本明
作品情報 1995年/日本/110分
受賞ノミネート 第52回ヴェネチア国際映画祭 金のオゼッラ賞(撮影に対して)
製作・配給 テレビマンユニオ

<能登半島地震 輪島支援 特別上映>『幻の光』
◆8/2(金)より限定上映◆
[8/2(金)~8/8(木)] 10:20 / 19:30~(終)21:35
※8/9(金)以降の上映有無未定

料金:一般¥1,900 学生¥1,500(平日は学生¥1,200) シニア¥1,200 小・中・高校生¥1,000(税込)
【毎月1日、毎週火曜日は¥1,200(税込)均一】


能登半島地震 輪島支援 特別上映『幻の光』 8/2(金)より完全復刻版パンフレットやオリジナルトートバック、さらに輪島うるし箸の販売が決定!
(2024.07.30)

『幻の光』特別上映期間中、完全復刻版パンフレットやオリジナルトートバック、さらに輪島うるし箸の販売が決定いたしました。グッズ販売の収益も上映収益と同様に、諸経費を除いた全額が配給会社より輪島市に寄付されます。


29年前の是枝裕和氏の初監督映画『幻の光』の再上演でロケ地の輪島を支援 8月2日から渋谷でその後全国で

能登半島地震から7ヵ月…世界の是枝デビュー作『幻の光』が「いま再上映される理由」《プロデューサーが明かす“29年前の記憶”》


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