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【NPO書評】個人事業主1年目の強化書 天田 幸宏 (著)

何か新しいことを始める時には、これをやっておけばOK!というタスクリストがあると便利ですよね。ここ数年で、NPOでも直接雇用ではなく、複数のNPOを掛け持ちするために、業務委託で仕事をする人も増えてきました。個人事業主、フリーランスとして、NPOスタッフを卒業して独立した人が多くなってきたと思います。
そんな人にお薦めの本を見つけました!
個人事業主1年目の強化書
2021/9/29
天田 幸宏 (著)

文字通り、個人事業主のための教科書ならぬ、強化書です。
個人事業主としてやるべきこと、やった方がよいことなど、100個のタスクリストです。
具体的なノウハウやテクニックから、個人事業主としての在り方や考え方、マインドセットまで幅広い内容とレベル感で網羅されています。
ノウハウ的なことはすぐに実行できること。マインドセットは雇用されている側から独立した事業主としての考え方の変革について語られています。
すでに独立している人も、これから独立を考えようと思っている方もこれはとても参考になる本です。ちなみに、NPO法人や一般社団法人をこれから立ち上げる人も、営業をして仕事をしていくような業務形態の団体であれば、よい参考書になります。
1トピックス見開き2ページでコンパクトにわかりやすくまとまっていますので、読みやすいのもお薦めポイントです。
ビジネス書も、読み方によってNPOにも参考になる本がいろいろありますね。NPO書評家として紹介のしがいがあります。
ちなみに、著者の天田くんは山田の保育園時代から幼馴染です。以前、NPO法人の事務局長もされていて、いろいろなNPOの取材経験もあります。なので、本書の中にもNPO視点の話しも出てくるので、NPO関係者として読みやすいかもです。

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