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マーケティングリサーチ:問題の明確化〜マーケティングマネジメント第16版を読む

コトラー&ケラー&チェルネフのマーケティングマネジメント第16版を読みながら気づきを記します。

マーケティング・リサーチを行う時には、以下の図の手順で行います。

今回は、第一段階の問題の明確化です。

市場調査をする際に何を知りたいのかを明確にさせてなくてはいけません。

せっかく予算を使って市場調査を行うのでできる限り幅広く多くのことを聞きたいと思いますが、かといって調査内容が広すぎると不要な情報まで集めてしまうことになってしまいます。

まず、調査における最も重要な事項を明確にして、その後で付随的に調べられそうなことを最低限主要調査項目の邪魔にならないように追加するという流れになります。

リサーチは、得ようとする情報によって、探索型、記述型、因果型の3つに分かれます。

探索型リサーチは、現状把握から問題を明確にして実現可能なソリューションのための仮説を提案することです。

記述型リサーチは、数量的なデータ(需要の変化)を得るための調査です。

因果型リサーチは、因果関係の仮説の裏付けを取るために行います。

調査目的に応じて上記の3つの使い分けを決定します。

次回は調査計画の策定についてです。

最後までお読みいただき有難うございました。

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