代表性ヒューリスティックを理解してビジネスに応用しよう-行動経済学の理解と実践3
前回の記事で利用可能性ヒューリスティックについて説明しました(記事はこちら)。
今回は違うタイプのヒューリスティックについてです。それは、代表性ヒューリスティックと言います。
代表性ヒューリスティックとは、代表的なものを見て、全体も同様であると結論づけてしまうことを言います。例えば、人種や国籍、血液型などで、一人ひとりの人格まで結論づけてしまうようなことは代表性ヒューリスティックの一例です。
別に、これは全て間違っているということではありません。日本人には日本人の国民性