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続🔥激辛戦記🔥〜CoCo壱15辛への道〜

僕はチャレンジャーである。
まだ自分が辿り着いたことのない極地を追い求め、挑戦を続ける。
これまでも、これからも。

ー そして今日 僕は1つ壁を超えた。

CoCo壱15辛完食


ついに求めていた辛さの極地へ辿り着いた。

確かめたかった。

僕はただ確かめたかったのだ。

あの日食べた15辛が、本当の15辛に相当する辛さだったのか。

...…

2023年11月27日 14:20頃

僕の目の前にはCoCo壱カレー(15辛)があった。

何を隠そうこの僕が注文したのだ。

「ロースカツカレー、量は普通、辛さは…15辛で」

まるでいつも15辛を頼んでますよと言わんばかりの口調で注文したが、内心は「15辛言っちゃった」だ。

正直ギリギリまで15辛を注文することにビビり、躊躇していた。

この前食べた10辛が辛すぎたからだ。

同席していた同僚の加藤氏(仮名)が、店舗限定の赤みそカレーを頼み出すものだから

「15辛から逃げて、カレーを美味しく味わいたい」そんな言い訳が出そうになった。

しかし、僕は15辛を注文した。

僕には応援してくれる人がいる、期待してくれる人がいる。

右手にはスポンサーからいただいた軍資金を握りしめ、僕は15辛を頼んだ。

店員は僕がビビらないようにか、いつもと同じ接客をした。


目の前にあるのはあの日どうしても確かめたくなった宿敵 15辛。

色は赤黒くねっとりとしている。

漂う香りはズンと辛い

激辛検証の記録として設置していたカメラのRECボタンを押す。

緊張が走る。

「いただきます」

..…

辛い。

悶える辛さだ。辛くて思わず顔面が崩壊する。
喉がガツンと痛い。

一口食べただけでこの破壊力

僕は恐怖した。

しかし、ここで逃げてはカレーがもったいない。

CoCo壱のスタッフ、お米を育ててくれた農家さん、目の前のカレーに関わった全ての人たちの顔が浮かび、

僕は辛さに圧倒されながらも、負けじと二口目、三口目とカレーをかきこむ。

しかし、辛い。

僕の語彙力は低下し、「辛い」以外の言葉を忘れる。

体は熱くなり、汗は滝のように溢れ出る。
口の周りはヒリヒリ、喉は痛みを感じている。

そんな激戦の最中、

「甘い」

激辛を食べているにもかかわらず、あろうことか甘みを感じたのだ。

あまりの辛さに頭がおかしくなってしまったのか。

少し経ち、その甘さの正体に気づいた。

それは僕の鼻から滴り落ちる鼻水だったのだ。

あまりの辛さに汗や鼻水、涙…顔面から出るあらゆる液体が流れていた。

その後も食べ続け、迎える最後の一口。

パクッ。

完食

食べた、食べ切ったのだ。

激辛グルメ祭りで出てきた15辛カレーは本当の15辛なのか。

その答えはNOだったと思う。

何が理由かわからないが、店舗で食べた15辛ほど祭りの15辛は辛くなかった。

しかし、そんなことはどうでも良くなっていた。

僕は15辛を食べ切った達成感とカレールーにただただ浸っていた。

そして15辛を完食したことで、もう来ることもないであろうCoCo壱のメニューに目をやった。

極🔥激辛戦記🔥〜更なる高みCoCo壱20辛へ〜へ続く



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