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2020年の目標

2020年1月1日、僕は中国深圳にいます。
年末休みを利用しながらの香港・深圳の旅で僕は最初香港を廻っていました。
しかし香港にあまり魅力が感じられず、年明けと同時に深圳の格安ホテルを予約し、その日のうちに深圳に来ました。

僕は昨年末に大ポカをやらかし最悪な気持ちで新年を迎えました。
香港を出て深圳に宿を取ろうと考えたのもその辺りの事情が大きいです。
結果的にそれが大正解でした。
「アジアのシリコンバレー」と呼ばれている深圳の勢いを感じ、これからどのように生きていくかが見えました。


以前から中国の成長や深圳の噂はサイトや人伝えで聞いていましたが、実際に現地でその空気を感じ改めて勢いの凄さを感じています。
先に結論から言うと、2020年そしてこれからの人生の目標は「スピード」です。

僕はこれまで中国人のマナーや行動様式に対し、多少懐疑的な見方をしていました。
列に並ばない、信号を守らない、大声でしゃべり周りのことを考えない等、挙げればキリがありません。
その考え方が今回の旅で全て反転しました。


正直、同じ中国語圏の香港と比較しても深圳はカオスです。(最初香港に着いた時、僕にとって香港もカオスな印象でした)
どのようにカオスかと言うと道路の横断は我先にわたる、列の意識はほとんどない、歩道・車道問わず電動自転車やセグウェイが走り回り、人通りの多い広場でドローンを飛ばしている人がいる、というような感じです。
まさに「やりたい放題」という感じです。

しかし僕は「やりたい放題」だからこそ、深圳はあれだけ短期間にこれだけの発展を遂げられたのだと思います。
電気自転車を例としてあげると、彼らは目的地に早く到着するために歩道・車道・逆走、一切気にせず走っています。
とにかく目的地へのスピードだけを重視しています。
このことをどのように思いますか?
僕にはすごく合理的に感じます。
歩道が空いていたら歩道を、車道が空いていたら車道を(時には逆走しながら)という考え方は僕にはすごく合理的だと感じます。

また、中国人は例えば食堂やカフェの席で平気で相席してきます。
特に「ここよろしいですか?」という断りもありません。(する人もいます)
席が空いていたら座るという行為は僕には合理的に感じますし、お店としてもお客さんを詰み込めるので合理的です。
少なくともよく日本で見かける4人席を1人で占領しているという無駄はないです。
そして、(中国の他の地域に関しては分かりませんが少なくとも深圳に関しては)社会全体がそれを前提に生きているので、お互いに意識しながら上手いことやっています。
つまり歩行者や車は電気自転車が物凄い勢いで走ってくる前提で歩いているし、電気自転車や車は歩行者が車道を横切ることを前提に走っています。
そしてお互いにやりたいようにやっているので他人のことを気にしないですし、他人の目も気にしません。
なので、自分のやりたいことを他人を気にせずひたすら目的に向かって行動しているということになります。


日本においてこのような中国人の行動はなかなか受け入れられないかもしれません。
僕も知らず知らずのうちにそのように型に囚われた人間になっていました。
そしてそれを「美徳」だと思っていました。しかし深圳の発展の勢いを肌で感じていると、自分の考えは完全に甘かったと感じています。
自分の目標を達成するために必要なもの、それはやっぱり「スピード」だと感じでいます。
他人の目を気にしたり、非合理的な常識にしばれられ立ち止まっているうちに他の人達はどんどん先に進んでいっています。
今年は「スピード」を意識し、進めるだけ進もうと思います。

この作文は僕にとって初noteです。
もし最後までお読みになって下さった方がいらっしゃれば、本当にありがとうございます。
乱文ではありますが、自分の今の心踊る気持ちをなるべく早く文字に起こしておきたくて書きました。
ご意見・ご感想など頂ければこれからのnote作りの参考にさせて頂きたいと思います。
ありがとうございました。


2020年1月1日 中国深圳のカプセルホテルにて。

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