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勉強が死ぬほど面白くなる独学の教科書 中田敦彦 からの学び

自分の好きなあっちゃんの本、アメトークの勉強芸人の時からそうだったがあっちゃんは受験勉強を社会人の勉強にうまく活かしている。  自分も中学受験、大学受験と受験を乗り越えてきた。それを乗り越えてきたというのは強みの一つであるとも思う。っということでそのようなエッセンスを獲得したいと思い読ませてもらった。 ①強みを生かせる場所を 前半部はYouTube大学をはじめたきっかけなどが書かれている。あっちゃんは教育系YouTubeやDaiGoの放送をみてまねしていったが、わりと自分はロジカルというよりエモーショナルな話し方だと分析し、教育とお笑いをコンセプトにし、「学ぶって楽しい」をテーマにした放送をすると決めた。  これを自分に置き換えると、強みを活かした授業形態や仕事としての立ち位置を模索することに繋がる。 自分は、エッセンスを抜き出すことにはわりと自信がある。45分の授業発問、指示を厳選して25分程度に圧縮し、短時間集中にしその他の時間を学びが楽しくなるようなエピソード、雑談を入れていくなどできるかもしれないと考えた。また、仕事の立ち位置は立場にもよるだろうが、こういった学びを自分たちの使いやすい程度の技術にカスタマイズして発信することで価値を生み出したい。 ②バックボーンを大切に  あっちゃんは歴史を軸に学びを展開する。なぜかというと、それをしることで知識を体系化しやすいからだそうだ。  世界史を知ることで、現在なぜこの国とこの国が争っているかがわかる。日本史と世界史を繋げけることで多面的に見たり、共通点を見つけたりできる。政治や経済も歴史を知っているか知らないかで見え方が変わる。  これを聞いてまず浮かんだのは6年生のやまなしという教材だ、あの教材は宮澤賢治の人生にリンクしている。それを知っているか知らないかで読み取り方がかわる。もう一つ浮かんだのは学習指導要領の変遷である。時代の変化に合わせて変わっていったいるがどういう議論を経て変わってきたのか知ることで今の自分たちの仕事にもいかさせる。各教科バックボーンについては指導書の詳細編を細部まで読み込むと書いてあることが多い。まずできることとして新しい教科書、指導書の読み込みかなぁっと思った。 その他歴史を楽しく勉強するための技術として ・人物やエピソードを追う ・推しメンをつくる ・スピンオフストーリーに着目 ・ドロドロドラマをイメージ ・キャッチコピーをつける 例えば 信長バイオレンス&イノベーション 秀吉スピード&コミュニケーション 家康パーフェクトコントロール など ・キャラ付けする  戦争のときに国をひとりの人物のようにとらえる。 ・覚えるとよい元号 卑弥呼にサンキュー 293 古墳時代 こくみん思いの聖徳太子 593 飛鳥時代 なんと見事な平城京 710 奈良 なくようぐいす平安京 794 平安 いい箱つくろう鎌倉幕府 1185 いざ国まとめる南北朝 1392 室町滅びていごなみだ 1573 人群れ見上げる江戸幕府 1603 一夜むなしき大政奉還 1867 いくいし固める第一次世界大戦 1914 いくさくるしい第二次世界大戦1939 いくばくかの希望を、もって平成時代1989 ③古典を読む 芥川龍之介、太宰治などの古典は古くから日本人に愛されている作家である。それだけの人気を誇るということはそこに大事な何かがあるはずでそれをしっかり読みましょうという話  やり方として、まず漫画やドラマなどであらすじをざっくりいれると読みやすい。  最初の一行、最後の一行はかなり意味がこめられているのでそこに着目して読むなどが書かれていた。  古典はなかなか手を出しずらい、固そうでやだなぁっと思いがちなとこがあるので機をみてチャレンジしたい。 その他心に響いた文として ・知識は、自分を守り、この世の中を生き抜くための武器 ・あらゆる、仕事は知識をベースにして成立する ・歴史をまなび、現在とつなげて、理論的に考えていけば、未来は予測できる ・数学とは論理を学ぶこと、直観と反することを、論理でうけいれるのだ がありました。 最近の本なので、吉本問題などにも少し触れており現代社会とからめて読むとまた学びがあるかと思います。

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