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子供の頃の強烈な遊び。

  今の子供たちは室内ゲームが遊びの主流で外遊びはほとんどやらなくなったように思う。たまに外に出て遊んでも公園遊具で遊ぶか、ボール遊びだろう。まあ、地方によっては沖縄等の海の子が海で遊び、北海道、東北などの子はスケート、スノボというぐあいに外遊びをする。
 それでも全国的に日本の子どもが外で遊ぶ姿が昔に比べて少なくなった。なぜだろう。子供の人口が減って来たからか、塾・習い事が忙しいからか。わかりません。
  自分の子供時代(60年ほど前)を思いだすと家で遊んだ記憶がほとんどない。雨の日、たま〜に同学年の女の子に入れてもらって、お手玉やおはじきをした位かな。帰るとカバンほりだして外に出ていた。
 1番やったのはバッチン【関東ではめんこって言うのかな?】、コマまわし、ビー玉、探偵、竹バット野球このあたりかな。
  この辺りの遊びは今の子供たちも知っている。近頃学校で「昔遊び」と言うテーマで地域のおじいさん、おばあちゃんに学校に来て貰って教えてもらう事をやっている所もあるくらいだ。ただしそれすら今はコロナ時代で無理になってしまいました。
   さて、今回自分が紹介する遊びは、そんなとこで紹介したら、皆さんからヒンシュクをかうような遊びです。やばいけどメッチャ楽しかった遊びを紹介します。やばいけど実際やってとても楽しかった遊びなので、子どもたち読んでも真似しないように。
 では、やばい順に2つ紹介しましょう。やばいと言ってもこれらの遊びは当時の自分の周りの子供たちは普通にやっていました。
1つ目・・・アケビ取り

あけび


   近くの里山に時々、アケビを取りに行きました。この遊びがやばいかと言うと、まず子供たちだけで結構山深く行きます。道中草負けしてウルシにかぶれたり野犬の群れに出くわして石・棒で野犬と戦ったりしました。どちらも怖かった。当時は野犬も多くて山に住んでいる連中もいました。
 アケビを見つけると、その木に上ります。子供にとっては結構高いところにあって怖かったけど登って取りました。とったらその場で喰う。種だけぷぷぷ・・・・と吐き出す。美味しい。何個か持って帰る。
 ※学校からあけび取り等山の中に入るのは禁止されて、この遊びは終わった。
 2つ目・・・どんま【違う地域ではどうまとも言う】
 この遊びは学校でよくやりました。特に5年6年の遊び、馬の守り側と乗り手の攻め側に別れます。守りは馬の体型を組みます。まず、先頭の子が壁みたいな所に立ちます🧍‍♀️。つぎの子どもは立っている子の股に頭をつこんで両足を両腕でしっかりホールド。次の子どもから順々に同じようにつないで行きます。背の長い馬のような形ができたら、これで守備は終わり。さあ、開始です。攻め側の攻撃が始まります。攻め側は順々にその馬の背に飛び乗っていきます。最後の子どもが乗ったら、守り側の壁の子と最後に乗った子とでジャンケンをして、勝ったほうが馬、負けたほうが乗り手になります。ここまではまあまあやばいのですが、ここからやばくなります。守りと攻めでジャンケンする前に馬が崩れると、はじめから馬を組み直します。だから攻める方は上に乗って馬を揺すりまくって馬を潰そうとします。馬は潰れると何度も馬のままなので潰れまいと踏ん張るわけです。背骨に乗っているやつが暴れるわけですから痛いし、一つ潰れるとみんな潰れるので守り攻め同時に崩れるから危ないな危ない。そんな中で一番怖いのはシャイアンのりでした。下の図参照
背骨に向かって乗るので背骨が折れるんと思うほど痛かった。

シャイアン跳び

先生の言った理由は覚えていないが、突然学校で禁止になった。

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