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Road To Download UK②:「遠ざかるダウンロード」

前回の記事の続き。タイトルの通り、「なんか行けなそうな雰囲気」になりつつあります。

◆前提が崩壊、2つの障害

そもそも、チケット取った時点(2021年3月)ではコロナ禍が2022年6月には収束している見込みだったのに、その読みが外れそうです…。具体的な障害として帰国・入国後の隔離があるんですよね。今現在だと日本からUKに入国するときも帰国するときも特に隔離もなく、日本のワクチン接種証明があればすんなり入れるようですが今年頭にオミクロンが出たときは1~2週間で急速に状況が変化したので、ああいうのが予測不能なので怖いな、と。空港で足止めされたりしたらDownload見れないし、隔離期間解除も3月に入ってからなのでまだまだ不透明です。

ただ、イギリス在住の知人によればロンドンの人たちはほとんどマスクもしてないようで、ほぼコロナ前の生活に戻っている様子。実際、先週のセントパトリックデイの祝祭(2022/3/17)のロンドンの様子を見てみると誰もマスクしていません。

なので、イギリス側の対応が急激に変わる可能性は低そうですが、日本の入国時制限はけっこうドラスティックに変わるのでそちらの予測は難しい。

更にもう一つの要因がロシア・ウクライナ戦争です。これによってロシア上空を民間機が迂回するようになり、飛行時間が大幅に増えた。もともと東京ーロンドン間は約12時間だったんですがだいたいプラス4時間の見込みだそう。16時間となるとハードルが高くなります。さらに原油価格の高騰で燃油サーチャージも爆上がりする。たぶん時刻表が変わるし、もしかしたら便がなくなったりもあるかも。これは二重にタイミング悪いなと。UKへの直接的な影響はないにしても思い切りロシア上空を横切るわけで、影響を感じざるを得ません。

この2つがあって「ドニントンでメイデンを見るぞ!」と素直に意気込める状況でもないというか、、、。かなり迷っています。

ただ、これで調べて分かったこと。海外ツアー参加をキャンセルする場合に役立つかも知れないので書き残しておきます。

・チケットマスターUKのチケットは公式でリセールできるけれど、リセールにはUK(またはEU)の銀行口座が必要

→行かなくなる場合に備えてリセールの方法を調べたんですが、銀行口座が必要なんですよね。口座がない場合どうすればいいか問い合わせ中。

・JALのマイレージで取ったチケットは出発前ならいつでもキャンセル可能。キャンセル料は3100円のみ。

→これはちょっと予想外にいい条件でした。ギリギリまで権利を持っておけるのは助かる。もともとこの条件だったのか、コロナ対策でここまで緩和されたのか分かりませんが(前はもっと厳しかった気もします)、1日前、というか、極論すれば1時間前ぐらいでもキャンセル可能。

・ホテルについては10日前までキャンセル無料。

Booking.comで予約しました。宿によってキャンセル条件が違いますが、僕がとったところは10日前、つまりだいたい6月に入るぐらいまで無料。

といったところなので、チケットマスターからリセールの手続がどうなるか次第ですが(リセールしたらその時点で権利を譲らなければならない)、宿と飛行機だけなら5月いっぱいまで待っても条件は同じ。なのでもう少し様子を見てみるか、、、というところです。


当マガジンはUKのDownloadに行きたい! と思う人向けのログとして機能させたいので、普通に行ける状態の時に役立ちそうなことも書いておきます。


◆宿をどこにするか

Downloadが開催されるキャッスルドニントンはイングランド中部であり、ロンドンから高速鉄道で1時間半ぐらい。そこそこ遠いです。で、ドニントン周辺にはあまり宿がありません。一応徒歩圏にないわけではないのですがすぐに埋まってしまうし、Booking.comで見てもどうもDownloadの時期は高め。で、最寄りの街が2つあってどちらかに移動することになります。

その2つの街がダービー(Derby)ノッティンガム(Nottingham)。ダービーの方がやや近いんですが、実のところそんなに変わりません。で、ダウンロードって3日間のフェスなので、全部見るならその街にも3泊することになる。フェスは午後から夜まで、なので、昼ぐらいまでは観光の時間もあるんですよね。どちらの街がいいか、ということで現地に詳しい方に聞いたら「ノッティンガムの方が観光地ですよ」とのこと。ダービーは工業都市、ノッティンガムは古都といった感じだそうです。

ダービー
ノッティンガム

で、会場から宿までの移動はバスです。これはもともと路線バスが走っているようで、路線図がこちら。

ドニントンが中心、左上がダービー、右上(バスマークがついている路線)がノッティンガム。ドニントンーノッティンガム間はこのようにバスが走っています。Booking.comで宿を探すときは、このそれぞれのバス停の近くで探すとおススメ。それぞれの街の中心地まで戻らなくてもいいし、安い宿が見つけやすいと思います。上記は「ドニントンーノッティンガム」間のバス路線図。まだ実際に行っていないので「ノッティンガムいいところでした!」とは言えないんですが、調べる限り古城もあったりよさげな街です。

◆旅程表の例

そういえば海外フェス参戦記にはあまり旅程表が乗っていません。旅の口コミサイトとかだとけっこう定番だと思うので、僕が組んだ旅程を乗せておきます。上記の「隔離」や「フライト遅延(単に遅れるだけでなくダイヤ自体が大きく変わるかも)」があると分かりませんが、通常時点の運行だと可能なスケジュールです。

6/9  (日本時間)深夜 羽田発、
  (以下UK時間)同日早朝にヒースロー着
    →ロンドンに移動
   昼 ロンドン観光
   夜 ロンドン泊

6/10 朝 ノッティンガムに移動して宿にチェックイン、荷物預け
   昼 →ダウンロード会場へ
     初日は13時~23時ぐらいのスケジュール
     →宿へ
   夜 ノッティンガム泊

6/11 朝 休息、ノッティンガム散歩
   昼 →会場へ
     ライブは11時~スタート
     ヘッドライナーがIRON MAIDEN
→宿へ
   夜 ノッティンガム泊

6/12 朝 休息、ノッティンガム散歩
   昼 →会場へ
     ライブは11時~スタート、最終日
     →宿へ
   夜 ノッティンガム泊

6/13 朝 チェックアウト
     →ロンドンへ移動
   昼 ロンドン観光
   夜 ロンドン(またはヒースロー付近)泊

6/14 朝 ヒースロー発

6/15(日本時間)15日早朝羽田着

いやー、しかし行けますかねぇ。かなり雲行きは怪しい。

続く。。。(たぶん)




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