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【もうイライラしない! 怒らない脳 怒る自分、キレる他人に対処する科学的メソッド】(著:茂木健一郎)を読んで

本書からのアクションプラン
【怒りには笑顔で対応する】

イラッとする事があった際、どのように自分をコントロールするのか。
偶然目に入った本書で勉強してみたいと思います。

1、怒りのコントロール

1、計算する
2、笑顔になる
3、カラダを動かす
4、負け惜しみをする
5、おいしいものを食べる

上記は自分編。本書には相手編もありますが、ここでは割愛します。

「笑顔になる」というのは新たな気付きでした。
笑顔で幸せホルモン「セロトニン」を分泌させるんですね。
そして「怒り」の反対は「笑顔」である、と。

「カタチから入る」のも大事です。
本書からの新たな気付きを今回のアクションプランにしました。

「笑顔」を大切にしたいです。

2、専門用語集

本書だけでなく、本を読むと様々な脳内物質等の用語が出てきます。
いい機会なので、本書で登場した用語をまとめてみたいと思います。

GNP (Gross National Product)
 国民総生産。バブル期の日本は世界で日本2位。
GNH (Gross National Happiness)
 国民総幸福量。有名なのはブータン。国民一人ひとりが笑顔で幸せな国。
GNA (Gross National Anger)
 国民総怒り量。著者の茂木さんの造語で、日本は世界1位が茂木さんの体感値。

面従腹背 (めんじゅうふくはい)
 表面だけは服従するように見せかけて、内心では反対すること。

扁桃体
 「快」「不快」を判断する脳の場所。
前頭葉
 感情をコントロールし、思考や意思決定、行動を司る。
 怒るか怒らないかは前頭葉次第。
 強い不快感による扁桃体の過剰反応で前頭葉がコントロール不能になる。
 前頭葉をコントロールできれば、怒りを先送りできる。
海馬
 記憶を司り、扁桃体のすぐ近くにある。
 危険や失敗の記憶が扁桃体に信号送り、不快と判断され怒りが発生する。
怒りの状態
 血圧が上がる。脈が速くなる。呼吸が速くなる。

フロー状態
 集中力が高い状態。
逆フロー状態
 怒りの状態。怒りに脳がハックされ言語を司る回路が機能しなくなる。
 声が大きくなり簡単な言葉しか出てこない。

ミラーシステム
 目で見た人の動きを無意識に真似てしまう。
 他人のしている事を自分の事のように感じる共感のシステム。

テストステロン
 男性ホルモン。
 攻撃性を高める。怒ったりキレやすくなる。
 車の運転で分泌されると、あおり運転につながる場合がある。
オキシトシン
 愛情ホルモン。
 愛情や優しさを生み出す。
 ハグや会話(雑談)、スキンシップで分泌される。
セロトニン
 幸せホルモン。
 笑顔や日光を浴びてもで分泌される。
 共感しやすくなり、怒りの感情が低下する。
ドーパミン
 やる気のモト。
ノルアドレナリン
 攻撃性や闘争本能を高める。

交感神経 (自律神経)
 活動を活性化させる。
 怒っている時は活発に働いている。
副交感神経 (自律神経)
 リラックスさせる。
 適度に体を動かすと優位になる。
 背伸びや軽いジャンプ、ラジオ体操、深呼吸など。

認知的不協和
 行動や考えの矛盾によって生じる不快感。

デフォルト・モード・ネットワーク
 何もしていない(ボーっとしている)時に働く脳の機能。
 脳内で今までつながっていなかった回路が結びつく。

メタ認知
 自分を客観的に分析していくこと。

グルーミング
 同種の個体間で皮膚・毛・羽毛をつくろい清掃してやる行動。

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