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誰もが人を動かせる

本書からのアクションプラン
【強い欲(情熱)を持って人にワクワクするような夢を語り、リーダーシップで(人を動かして)夢を実現する】

少し前、会社の講話でリーダシップについて語られていた。そこではリーダシップとは「肩書きではなく動く人、実行する人」と言われていた。言いかえれば率先垂範そのものを示していた。しかし本書では率先垂範は手段の一つ、と言っている。そもそも「人を動かすこと」と定義する本書とは少し趣向が違うな、と思った。自分の組織体と森岡さん(著者)の組織体との違いかな、と思った。本書内でも率先垂範とセットで言われる山本五十六さんの「やってみせ 言って聞かせて させてみせ ほめてやらねば 人は動かじ」の言葉は「上下関係が厳しい軍隊での文脈と、相手の技量と経験が大きな落差がある状況を前提にしています」と書かれており、自分の仕事もそれに通ずるな、と思う。だからこそ、社内講話ではリーダシップ=率先垂範の文脈で語られていたと思う。
とはいえ、どちらにせよ人を巻き込むことが必須のリーダシップ。特に答えのない問題に直面した時、人の心に火をつける(動機づけを与える)のはリーダーの強い欲、熱量というのはよくわかる。リーダーがリスクを恐れることなく、挑戦するからこそ新しい世界は開けて、その人自身が自分の人生を歩めるのだと思う。
誰かの人生ではなく自分の人生。自分に主体性を持って生きるからこそ、そこにリーダシップは生まれるのだ。


追伸
2023年の読書チャレンジも無事50冊の目標をクリアした。本を読むことが目的ではない。自分の成長や会社で成果を出すことが目的。その手段としての読書。だからこそ、読書後のアクションプランを実行して成長しくようにする。

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