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マラソンボランティア 24.3.10

参加するにあたり心配された天気はよく晴れて、ただ風は冷たい。
そんなわけで会社で募集していたボランティア、野外活動という事もあり天気の心配や3月はまだ寒いよな〜、という理由で当初は申し込まなかった。しかし同僚が行けなくなった、ということで代理で参加する事になった。

日曜の朝、8:30集合。そして担当場所の設営。とはいってもエリアテープを2本引くのと三角コーンを数箇所設置するだけの軽作業。すぐ終わり、最初はホイールチェアマラソンの選手がやってくる。

次に本マラソンの主役、女性ランナーのトップ集団がやってきた。この時には道路沿線に観客が大勢応援に来ており、盛り上がりを見せる。
徐々に一般ランナーの集団になってくる。
この日は主に歩道橋整備のボランティアだったが、歩道橋の上から眺める道幅いっぱいに広がった女性ランナーたちのエネルギー量に圧倒された。ランナーたちの一生懸命さ、命の炎を燃やす様に自分のミラーニューロンが反応したかのように、自分の心も昂った。

やがてシティマラソンのランナーたちがやってきた。この時間には歩道橋から歩道整備の役割に変わっており、かつ観客もほとんどいなくなったことから割とランナーの応援をしていた。やがて、社内SNSで知り合った方が走ってきた。「〇〇さ〜ん」と声援を送り手を振ると自分に気づいてくれて、わざわざ立ち止まってくれた。そこで熱い握手を交わし「ボランティアありがとうございます」というと、再び走り出していった。
後日の社内SNSでその方は「体力的に厳しい時にお会いできて元気が回復した」とおっしゃられていた。少しでも力になれたのなら嬉しい。

やがてマラソンも終わり片付けへ。片付け開始のタイミングでゴタゴタがあったものの、非常に楽しく参加できて良かったと思う。
何よりも「道いっぱいに広がるランナーたちの熱量」に触れられたのは良かったし、社内SNSからも「人と人の繋がり」の強さ、大切さを感じられた。

13時前にはボランティアは終了し、その後は近くにあったジムで自分も20分ほど走り、帰宅した。


ちなみに歩道橋整備をしていた際、スポーツ観戦仲間に会えた事には驚いた。なんとも偶然な出会いがあるものだ。



(余談)
本番前に会社の事務局から「欠員が出た。やすひさんの人脈で誰か参加出来そうな人はいないか」と相談された。ボランティアは会社として申し込んでいることもあり欠員はNGらしい(自分が代理参加だったのもそのためだ)。かつ、事務局の方は転職で来られて日も浅く人脈も薄いようだ。そんなわけで、なぜか「人脈がある」と見込まれた自分は頑張って人を探したわけだが、、、。
当日まで1週間を切っている。かつ日曜の半分が潰れるボランティアには中々OKしてくれる人も見つからず。。。30人近く当たって、もうこれが最後、と思った後輩に聞いてもやはりNG。ただ「周りに聞いてみる」と言ってくれた。すると、そこからOKと言ってくれた方が現れた! 自分もよく知る若手社員だが、それほど交流があるわけでもなく。そんな彼がOKしてくれたのは本当にありがたいことだった。これが最後、と思って頼った後輩にも本当に感謝だ。この時金曜のお昼。本当にギリギリのタイミングで見つかって良かった。
自分を頼ってくれた事務局にも顔が立った。
「なんとかする力」、後輩のおかげとはいえそれを発揮できて良かった。


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