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【「Why型思考」が仕事を変える】(著:細谷功)を読んで

本書からのアクションプラン
【「なぜ」を問い行動の動機づけをする】

最近「なぜ」の大切さをよく読むので、ズバリなタイトルの本を読みました。10年前の本ですが、とても勉強になります。
「言われたことをそのまま受け取るのではなく、その背景を考える」ことが重要と学びました。その背景を考えることこそが「なぜ?」という問いかけです。
よく鴨さんが言っている「2つ上のタイトル(上司)の立場で考える」に通じます。

1、本当の声を聞く

相手の言動の背景、見たまま聞いたままを受け取るのではなく、「なぜそうなのだろう?」と深堀りすることでその真実にたどり着く。それも1回の「なぜ」ではなく、何回も問いかけることで真因にたどり着く。

2、自分の「なぜ」思考

自分自身が日々感じていることは、興味ある分野では常に「なぜ」と考えているのである。毎日の新聞記事では特に感染症記事に「なぜ」のオンパレードだ。趣味であるコアラ観戦でも先日の試合では「なぜHCはこのような選手起用をするのか」と、「チームマネジメント」という視点で考えていた。
仕事でも同じだ。正直「前例主義」と感じることが多いのだが、「そもそもこの仕事は必要なのか」「なぜexcelで表現するのか(パワポでいいじゃん)」など、直接的にかかわることでは「なぜ」が多い。そして前例にとらわれることなく自分のやりたい、やりやすいやり方を模索している。

一方、興味のない分野ではこの「なぜ」が働かない。「ふ~ん」で終わってしまうのだ。だから「なぜ」と考える余地がない。新聞でも海外のことはわりとスルーだ。バスケ観戦でもコアラ以外のチームはわりとスルーだ(好きな選手は除く)。
仕事でも興味がないとわりとスルーだ。「別にいいんじゃない」と思考が働かない。

3、理由付けを考える

「なぜ」とはつまり理由付けだ。仕事においては行動の動機づけになる。一方で興味のない分野ではその理由がいらない。興味がないから「ふ~ん」で終わるのだ。そこに思考の余地はない。

この「理由付け」、特にリーダーシップを発揮する場合には必要だろう。上意下達。上司の言葉をいかにみんなに伝えるか。上司はその上司からどのような支持を受けて我々に指示を出したのか。そこの「なぜ」を共有することは「目的」の共有、行動への動機づけだ。そうすることで真に強いチームワークを発揮できるのだと思う。
※冒頭の「2つ上のタイトル(上司)の立場で考える」である。

4、不満も「なぜ」で解消する

仕事をしていると不満を聞くことも多い。しかし「なぜその仕事をしているのか」を一緒に考えることでその人への動機づけ、プラスの気持ちで仕事をできるよう、実践したい。

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