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「気持ちが折れない禅の習慣」という本を買った。
なんだろう。禅を学びたいと、ふと思ったのだ。

自分と禅。
その結びつきを「出会った本・修行体験・最初の出会い」という3点から見ていきたい。
そこから今を考えます。

1、禅脳思考

「禅脳思考」という禅の本がある。
その本との出会いは昨年、旅先の喫茶店に置いてあったものだった。
本を手に取り読んでみたら、すぐにその本の面白さに魅せられた。
正直今となってはその内容は覚えていないのだが、自分の思考は引力のようにその本に引きよせられたのだった。

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2、お寺での修行体験

数年前、会社の行事で延暦寺(滋賀県の比叡山)にて修行体験の募集があった。
迷わず応募した。

体験内容は「座禅」「写経」「精進料理」だ。
HPによると「法話」もあるが、ちょっと忘れた…。

体験とは言うものの、その内容は厳しいものであった。
まず渋滞で到着が遅れたのだが、開始早々に遅刻を咎められた。言い訳なんてものは通用しない。いきなりビビる展開である。
座禅も写経も精進料理も初めての体験だったが、一般的な体験のイメージである「とりあえずやってみよう」感ではなく、厳しさでガンガン攻めていくイメージだ。
特に精進料理は音を立てるのがNGでとても気を使い、また参加メンバーで一番食事が遅かった事もありとてもプレッシャーのかかった修行だった。

自分自身「体験」と言う事もあり軽い気持ちで参加していたため、非常に心理的負担の大きい体験会であった。

とまあ、大変な思いをしたわけだが、参加を悔やむことはなく、とても有意義だったと感じた。
事実、後に滋賀に遊びに行った際に延暦寺まで足を運び、写経を実施したのである。

「自分と向き合う時間」の大切さ、楽しさを学んだ延暦寺での修行体験だった。

3、ゼン・ブラック

ゼン・ブラック。漆黒の禅。
この名前にピンときた人はなかなかである。
2002年に発売されたPS2(PlayStation 2)の限定モデルである。
自分はここで禅というものを初めて知った。
これが発売された際、あのスティーブ・ジョブズが禅をやっている、と紹介されていた事を思い出す。
当時のジョブズと言えば、スケルトンボディがエレガントだったiMac(1998年発売)や、新たな音楽サービスiPod(2001年発売)といった製品を世の中に生み出した頃である。
このPS2とジョブズの関連性が、自分にとって禅の最初の思い出となる。

4、そして今

昨日、ふと禅が頭をよぎったのは確かだ。
その理由は分からない。結構仕事が大変だから、何かしら気持ちをニュートラルに持っていけるものを無意識に求めていたかもしれない。
(事実、お盆休みも仕事の勉強をしており存分には休めていない)

本を買おう。
昨年見た「禅脳思考」は良かった。早速Amazonでチェックしてみる。
思ったより評価が低い…。
他の禅の本はどうだろう。比較的新しい本がいいな。
そして見つけた「気持ちが折れない禅の習慣」。
昨年12月に発売されたばかりであり、コロナ時代の指南書にもなっているようだ。よし、この本にしよう。

そんなわけでAmazonでポチった。
翌日(つまり今日)に届くのは本当にありがたい。

ちなみに。
普段はKindle愛好家だが今回は紙である。
Kindle最大の欠点は「読みたい時に読みたい場所へ行く際、時間がかかる」事である。
この禅の本は自分自身の指南書になる。指南書はすぐに取り出して読みたくなるもだ。

今読書チャレンジで色んな本を読んでいるが、行き着く先は禅。そんな気がするのである。

5、禅とは

「気持ちが折れない禅の習慣」より。最初と最後を読んでのまとめ、要約。
・あるがままを受け入れる
・呼吸こそが肝

またじっくりと読んでいきたい。

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