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【無印良品の、人の育て方】(著:松井忠三)を読んで

本書からのアクションプラン
【最初に自分の案を出す】※マクドナルド理論より

無印書籍2冊目です。別企業の企業文化を知れてとても面白かったです。
自分も無印良品で働いてみたくなりました。
本書を要約すると【修羅場に行け】ですね。
ちなみにサブタイトルの「いいサラリーマンは会社を滅ぼす」とは、部分最適(自分の部署のみ)を考えてはダメであり、全体最適の視点を得るためにも無印良品は人事異動が活発である、という事でしょうか。

1.気付き

修羅場こそ人を成長させる。
・海外赴任はすべて自分で準備する。
・異動は3~5年という短期間で実施。
・それを可能にする「仕事の仕組化(マニュアル化)」。
人を育てることが、もっとも人を成長させる。
・リーダーシップとは「良い影響を人に与えていくこと」でもある。
・答えを教えるのではなく、自分で考えさせる(ヒントを与える)。
・やってみればなんとかなる
相手を理解しようとする姿勢が大切。
・リスクを取り自分で判断する(失敗しても構わない)。
・海外の無印良品の社員に話しかけ体験談を聞いてみる
・マクドナルド理論より、最初に案を出す
・リーダーとして一番大切なのは「仕事にかける思い」。
・朝令暮改で大切なのは「方法は変えても、方針は変えない」。
・「老舗の味」で大切なのは「味と信用」であり「作り方」ではない。
小さな仕事の成果を認め、評価する。
・ドストエフスキー「死の家の記憶」より、単調な作業に耐えられない
・だからこそ、その作業の意味を説明する必要がある。
・リーダーが決断すべき時、最優先はチームの目的に適しているか。
・直接褒めるよりも、第三者を介して褒める
・人の性格は変えれないが、行動は変えられる
・「流れる水は腐らず」。停滞すると水も社内もよどむ

入社3年で店長になったりと、無印良品の人材育成...ではなく人間育成(人を育てる、という企業文化)は相当強いのではないでしょうか。
若手の頃から本当に修羅場を経験させる育成をしており、とても凄い育成法だと感じました。
また、それらもきちんと仕組化(マニュアル化)されていることも強みですね。

「第三者を介して褒める」はYouTube講演家 鴨頭さんも「影褒め」として紹介しており、とても有効な手段だと思います。
自分も活用しているテクニックです。

2.コミュニケーション力

・自分から挨拶する。
会話をする、コンディションを把握する。
個別に話をする。
・「ありがとう」を伝える。
平等に接する

基本的なことであり、様々な本にも書かれていることだと思います。
が、実行を徹底するのは難しい。
自分自身「ありがとう」はかなり意識して伝えていますが、挨拶はまだまだです。
勇気を持って積極的に実施しないといけません。

3、マクドナルド理論

アイデアがどんどん湧き出る『マクドナルド理論』って何?】より引用
私は同僚とランチに出かけるときに、誰も”どこに行くか”のアイデアを持っていないときに、ある心理的トリックを使用します。
「マクドナルドにしよう」というのです。
すると、面白いことが起こります。
かならず全員一致で”マクドナルドに行く”というアイデアは却下され、かわりにより良いランチの店の提案がはじまるのです。まるで魔法のようです!
”実行可能な中で最悪のアイデア”が議論をはじめるきっかけを作り、人々は突然創造性を発揮しはじめるのです。
人々は悪いアイデアを覆すために、より良いアイデアを出すという習性をもっています。
これを私は『マクドナルド理論』と名づけました。

本書に出てきたマクドナルド理論。ググると上記の検索結果が得られました。
つまり「最初の一歩が大事」という事だと思うのです。
「どうしようか」と思考が硬直することも多いかと思います。
そんな時は勇気をもって「〇〇にしよう」と自分のアイデア(意見)を言っていこうと思います。
それが今回のアクションプランです。

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