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VIP戦略

11月に武道館で開催されたイベント【SA-CUS】。ホリエモンがYouTubeに動画をアップしたこともあり、カジサックチャンネルで公開された西野亮廣氏の話にも触れたいと思う。

イベントの際の価格差。富裕層には高額なサービスを提供し、一般層には購入しやすい価格設定にする。これがVIP戦略。

例えば飛行機でニューヨークまで飛ぶ。ファーストクラスから一般の座席まですべて売れたとして、約1億円。これをファーストクラス等の高額席を廃しすべて一般席にした場合。売り上げは約7000万円。3000万円足りない。その分の料金は約3割増える。つまり富裕層はその3割分を負担してくれている、とい形で成り立っている。税金の考え方に近い。
しかし多くの人はこのことを知らない。だから高額商品、価格差に「差別だ」と攻撃をする。高額商品を買ってくれる富裕層がいるからその恩恵をうけているのに、だ。

そしてラグジュアリー戦略。つまり「夢の売り方」。分かりやすい例がヴィトンというハイブランドの戦略・売り方だ。
夢=認知度-普及度。つまり「みんな知っているけれど誰も持っていない」のが夢・ラグジュアリーである。そのため、ヴィトンのお店は目立つ場所に設置されている。認知を上げて  ”買えない人”  を増やし、【認知度-普及度】を最大化させている。【簡単には入手できない】ことが重要なのだ。
買えない人を増やす努力をしている、それがラグジュアリー戦略である。


このようなことを知っていると、お店の価格戦略の解像度があがり、日常の光景がまた違って見えるのである。



しかし流石の西野亮廣である。圧倒的なスピーチ力に引き込まれる。問いかけるストーリー展開で話に引き込まれるのである。


余談だが、このSA-CUSイベントの影響もあり、最近OWNDAYSで眼鏡を購入した。個人的好みである”レンズの大きい眼鏡”を購入でき、満足度の高い買い物だった。

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