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周囲に迷惑をかけるという認識をもつこと

色々おもうんですけどね
周囲に迷惑をかけている!って認識があるかどうかって
その人自身もそうですが
そのカテゴリーに対しても同じことを言えると思います
もうすぐ新年度
年度末から人が動くような時期となるため
少しだけ考えてみたいと思いました。



case1:『聖地巡礼』ってなに??

そもそも『聖地』ってなんだろう

アニメとかが好きな方々からよく聞く『聖地』
『聖地』の意味をしっかりと調べてみる

神・仏・聖人や宗教の発祥などに関係が深く、神聖視されている土地。「聖地エルサレム」

特定の分野において重要な場所。あこがれの場所。「高校球児の聖地甲子園」

コトバンク

大方、予想していた意味となりました。
恐らく彼らの言う『聖地』の意味は世間一般的には2項該当となることでしょう。

何をもって『聖地』となるのか

いくつかあると思いますが
①明らかにその場所が出てきた(駅名・地名)
②関連した名前に変更して出てきた(どう見ても上野とかそういったもの)
③施設タイアップを行った
そういったものから始まって行くのだと思います。
『聖地』となることで、地域の認知が上がり一定数の観光収益を得ることもできます。
海外に目を向けても、ハリーポッターシリーズでおなじみ『キングス クロス駅 9と4分の3番線』は世界中の方が集まる観光名所になってます。
ただ、そこにはデメリットも少なからず存在しているわけです。

場所を借りているんだという認識が必要

あくまでも舞台は舞台で
現実に置き換えたときにそこにその学校はないし
そこにそのお店はない
(ことが多い)
そしてなによりも
そこで住んでいる人がいて生業にしている人がいる
それを忘れてはいけない

とあるアニメの舞台に青山のカフェが出て
お店側の対応も悪かったらこうなったという話なんですが・・・
制作側も配慮がなかったんだろうなって思ってます。
『有名な作品に出て俺たちの聖地にしてやったんだ!文句を言うな!』
では『聖地巡礼』ではなく『蛮行』ですね・・・
あくまでも自分たちは『作品』の素晴らしさを他の人にも伝えるために
『聖地巡礼』を行い『宣教師』となる
そのためには最低限のふるまいとかマナーとか必要ですね。

case2:関係のないところに??

『ぬい撮り』という新しい文化

皆様は『ぬい撮り』という言葉を知っていますか??

ぬいぐるみを旅行に連れてって撮る
という文化だそうです。
確かに街中でも見かけますよね
ただ、色々それってどうなの?ということが増えているのも事実です

関係ないよね。そのキャラクター

実際、多くの方が我慢をしている部分もあると思いますし
コソコソーっとやってSNSには上げないような方も多いですし
ちょっとSNSで見かけた写真なのですが・・・

どうやら、ワーナーブラザーズスタジオツアーへ行ったようですが
この亀のキャラクターはディズニーシーのようです・・・
それ、ハリーポッターに関係がありますか?という問題です。
こういう世界の方によくみられるのは
『自分のキャラが一番!だから何をしてもいい!』という考え方
恐らくこの方のような方は
逆をやられたら烈火のごとく怒るのでしょう。
また、写真を撮るに当たっても時間をかけて撮影してそうですよね・・・

新しい価値観と考えないといけないこと

ぬいぐるみと旅をしよう!という新しい視点で考えたときに
素晴らしいことだと思います。
ただ、そこに対して相手の文化の多様性や価値観についても考える必要性があると思います。
『立ち入り禁止』『撮影禁止』はもちろんですが
飲食店とか雑貨店とか
本当に許可を得る必要があるところもあるんじゃないか?と思います。
そういった部分の配慮があれば、この文化ってもっと大きくなると思います。

case3:あなたたちは広報でもなんでもない

過熱しすぎた『趣味』

俗に言う『鉄道ファン』の人達って
最早『趣味』の範疇を越えていると思います。
と、前置きをせずにいられないのが
なぜそこまで写真を撮るんですか?ということなんです
普通に駅で怒鳴られたり
友人の住んでいるマンションの外階段はそのような人達が不法侵入していたりと
目に余る行動が多々あるのではと思います。

勘違いする『役割』

さて、写真を撮ることに関しては何も思いませんが
『自分たちが写真を撮ることで利用者が増える!』
と思っている人達がいるのも事実です
もうその時点で『趣味の範疇』を大きく超えてしまっているのでは?
と感じていますし
実際、インスタグラマーとなんらかわらない
『模倣しかできない人達』なんだろうなと思いますし
様々聞こえてくるニュースで
『もう、鉄道が好きな人達ってヤバいんじゃない?』
と思う人達が出てきてしまうのも致し方ないことなのかと思います。

最終的にどうなるか

恐らくこのまま続いていくと
電車近辺でのカメラ撮影自体が終わる可能性すらあるのでは?
と感じてしまいます。
自浄作用がない
他人の土地にかってに入る
撮りたい写真の為に犯罪行為をする
もっと言えば
未成年者もやりたい放題
こんな趣味必要ですかね?
と、反対派の意見も日々拡大すると思います。

『目立つ=代表者に見える』

人の前に出て話すとそれは代表者に見えるわけでして
その人の立ち居振る舞いがそのジャンルの民度を決めていきます
ジャンル内で徒党や派閥があり
中にいる人達は『俺たちは違う!』などといいますが
外から見ると『どう考えても同じ』なのです
品行方正にいろよ!とは思いませんが
ある種の自浄作用は必要だと思います。

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