煎茶・深蒸し茶・かぶせ茶を飲み比べる
おはようございます。
お日柄もよく、
歩いてると、ふと、
ああ、夏や・・・!
と声に出しちゃうようなお天気。
スチャダラパーの解禁はいつですか・・・。もう聴いていいですか。
地域差もあるけど、そろそろお茶刈りも佳境みたい。
10月にお仕事で、三重のお茶やさんをまわらせてもらったので、そちらのお話を小出しにしていこうかなと。
訪問先でも一番に長い時間を取っていただき、熱心にご指導してもらったのが
『深緑茶房』さん
三重県松阪市飯南というところにあるお茶屋さん
こちらは、深蒸し茶の生産が盛んな地域
そこで実際飲んでみて感じた、お茶の違い。
煎茶・深蒸し・かぶせ茶の3種で
<特徴>
<味わい>
<向いているシーン>
私もまだまだ勉強中なので
初級編でお送りしたいと思います!
1.煎茶
<特徴>
飲ませてもらったのは、『やぶきた』という品種。
日本の煎茶では7割以上のシェアを誇るスタンダードな品種。
<味わい>
すっきり
青々しい
<向いているシーン>
さっぱりしているため、ご飯や、あんこ系の和菓子など
口の中の油分をさらっと流してくれる。
さまざまなシーンに対応できるオールラウンダー!
2.深蒸し茶
<特徴>
普通煎茶に比べ、2倍の蒸し時間をかけて作られる。
そのため、茶葉が細かく、抽出時間も短い。
アンド、お茶の水色も鮮やか!
<味わい>
旨み
コク
<向いているシーン>
渋みやコクがしっかりあるものは、甘い和菓子・洋菓子にも合う。
3.かぶせ茶
<特徴>
チャノキに1-2週間黒い覆いをかけて栽培。
日光を遮ることで、煎茶と玉露の間のようなくどすぎない甘みが出る。
<味わい>
甘み
旨み
<向いているシーン>
甘みが強いため、酸味のあるフルーツ系のお菓子など
塩味のあるあられなども◎
しょっぱい甘いしょっぱい甘いの無限ループ
製造過程が異なる3つ。
初めに蒸し時間長くした人周囲に反対されなかったのかなって思うし、
初めに黒い覆い被せた人、科学者?とも思う。
先駆者へのリスペクト。
基本的なことは多少おさえつつ、飲みくべていくうちにどんなお茶が好きなのか。
どのお菓子と合わせたらジャストフィットなのか。
分かり始めてくるときが一番楽しいですね。
適度に踏み込みすぎずで行きましょう。(踏み込みすぎるとあまりの世界の広さに疲弊すること多々)
では、また。