見出し画像

大局観を磨く

今、読んでいる新将命さんの著書、経営の教科書。
新さんの頭のなか、経験、知識、経営の原理原則が書かれてある
分かりやすくて学ばせていただける大変素晴らしい本ですが、

大切な胸に留めておきたいことを書き留めておく。/メモ


多長根を常に意識する。

多 は多面的・複眼的に物事を見ること。
長 は短期ではなく、長期で見通すこと。
根 は枝葉末節ではなく、根本に注意を向けること。



物事を一面から見るのではなく、多面的・複眼的に見ることが大切である。
例えば、目の見えない3人の人が象を触った時、
しっぽを触った人は、象は、鋼のようなものだという。
足を触った人は、象とは、丸い丸太のようだと評する。
腹を触った人は、象は、壁のようなものだという。
それぞれの言っていることは正しいが、誰も象の全体像を伝えてはいない。
つまり、物事は、多面的、複眼的に見ることが大切だということだ。
そうすることでようやく、全体の正しい姿が見えてくる。
例えば、新しい取り組みをする時に、これについては、お客様はどう思うだろう・
社員はどう感じるだろう、銀行はどう判断するだろう、社会はどう考えるだろう・・・と
様々なステークホルダーの立場から見ていくということである。



何か大きな決断をするとき、5年後、10年後にその影響がどのような影響を及ぼすか。
長とは短に加え長期の視点を常に持つことである。



常に本質、すなわち根を意識していく。
例えば会議。この会議の目的は何なのかという点を事前に確認・明確にし、
この会議はそもそも何を目的とした会議で、何時に始まって何時に終わり、
終わった時には何を達成しているか。と言った根本を、冒頭で明確に宣言し、
出席者の意思統一を図っておくことが肝要である。
会議の場面に限った話でなく、根本に立ち返る姿勢は常に求められる。
大切である。


活動URL

http://yasudamai.com/

安田 舞








この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?