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【生徒発信】 体験講座「どきどき!マシュマロタワーチャレンジ!」~安田女子中学校第一回オープンスクール~

 安田女子高校STEAMコースは、2021年4月に新設されたコースです。
 コースの特徴の一つが、週に4時間おこなっている「PBL(Project Based Learning)」という授業です。第三期のPBLは、2023年11月から2024年9月までの予定でSTEAMコースの二期生・三期生の2学年を対象に実施しています。今回は、STEAM教育を広める活動をしている「STEAMを伝え隊」が企画・運営し、2024年6月15日(土)に実施した体験講座「どきどき!マシュマロタワーチャレンジ!」の報告をします。




◇体験講座「どきどき!マシュマロタワーチャレンジ!」の内容

 今回実施したSTEAM体験講座は、安田女子中学校第一回オープンスクールの体験講座(小学生対象)として実施しました。
 体験講座の内容は約35分のプログラムで、流れは以下の通りです。

・オープニング
・チェックイン(NGワード)
・ブレーンストーミング
・ペーパータワーチャレンジ
・まとめ

 企画・運営のメンバーはPBLの「STEAMを伝え隊」というチーム(高校2年生2名と高校3年生3名)。メインの進行はチームの高校3年生3名が担当し、高校2年生1人がサポーターとしてお手伝いにきてくれました。


◇オープニング

 進行役からの挨拶と自己紹介を終えた後はチェックインであるNGワードゲームに移りました。(進行役もすべて生徒がおこないました。)


◇チェックイン

 チェックインとは、参加者の緊張をほぐしてもらうためにおこなうもので、STEAMコースの授業でもちょくちょく実施しています。
 今回は、小学生でもやりやすいようにNGワードゲームを実施しました。隣の人のNGワードを考えたり、NGワードをお互いに言わせるように話しかけたりと、和気藹々とした雰囲気でした。


◇ブレスト

 ブレストとはブレインストーミングの略で、複数の参加者が自由にディスカッションを行い、アイデアをどんどん出していくことで、新しい考え方や解決策を出していく手法のことです。
 今回は、「ゴミを捨てたくなるゴミ箱」をテーマに、付箋を使ってアイデア出しに挑戦しました。保護者様とお子様の年代差によるアイデアの違いにとても盛り上がりました。
 また、各グループで20個前後のアイデアが出ており、中には32個も出たグループもありました。
 出てきたアイデアとしては、
 ・ゴミ箱とお友達になって喋ることができる。
 ・ゴミを勝手に分別してくれる。
 ・捨てたらお金がもらえる。
 ・ゴミ箱が自動で来てくれる。
 などがあり、各グループから1つずつ共有もおこないました。


◇マシュマロタワーチャレンジ

 マシュマロタワーチャレンジが今回の体験講座のメインイベントです。小学生チームと大人チームに分かれて対決をしてもらいました。
 以下のルールを説明して、チャレンジを開始しました。

 ①パスタを組み立てる
 ②高く高く積み上げる
 ③パスタの頂点にマシュマロを刺す
 ④高さを競う
 【注意事項:パスタを折るのはOK、机で挟むのはNG。】

 小学生チームと大人チームで、基本的な構造や土台はあまり変わりませんでしたが、その後の組み立てではそれぞれ個性があらわれました。予想と違って大人チームが高さを伸ばすのに熱心で、タワーが崩れてしまうなどのハプニングもありました。
 タワーの最高記録は大人チームの24cmでした。どのチームも素晴らしいチャレンジでした!!


◇参加者の感想

 体験講座終了後、参加者から
 「マシュマロタワーが楽しかった」
 「雰囲気が堅苦しくなくて、過ごしやすかった」
という感想をいただきました。楽しんでいただき、本当に嬉しかったです。


◇実施後のふり返り会

 プログラム終了後に、今回の体験講座を運営・サポートしたSTEAMコースの生徒で、ふり返り会を実施しました。
 よかったことを3つ、改善点を1つ書き出して、みんなで共有しました。
私たち生徒の感想もぜひお読みください。

<よかったこと>
・自ら話題を振ることができた。
・場の雰囲気が良かった。
・自分も楽しめることができた。
・大人も小学生もそれぞれ楽しめていた。
・参加者が真剣かつ楽しく取り組んでくれた。

<改善点>
・子供とのコミュニケーションが少なかった。
・チーム内でマシュマロタワーの説明を上手にできなかった。
・開始時刻が遅れたのもあり、マシュマロタワーをする回数が減ってしまった。

<感想>
・大人の方も楽しんでいただき嬉しかった。(高3)
・和気藹々とした雰囲気を作れて良かった。(高3)
・初めてのマシュマロタワーがメインの体験講座だったけれど、自分自身も楽しむことができて良かった。(高3)
・子供達と楽しく話すことができた。(高2)
・大人子供関係なく接することができて良かった。(高2)


■ 執筆者:安田女子高校 STEAMコース・2期生(高3)
文章・取材担当:趣味は読書で、最近は英語の勉強を頑張っています。

■記事責任者:STEAMコース主任

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