見出し画像

非言語的なメッセージ(6)

自分が発する非言語的なメッセージにも十分な注意を払ってください。声の調子や大きさ、話す速度、間合い、表情や姿勢、しぐさや無意識的な体の動きなど。それらによって相手に伝わるメッセージは、言葉そのものの表す内容以上に相手によく伝わり、影響を与えます。

衝撃的な出来事に直面して気が動転しているような人は、言われた内容は耳を素通りしても、言われた時の雰囲気や印象は強く残ると言われています。口では「大丈夫ですよ、安心して下さい」と言いながら、険しい表情で落ち着きなくそわそわしていたとしたら、そのただならぬ雰囲気だけが印象として残り、「大丈夫」というメッセージは伝わらないのです。

自分のしぐさや話し方は自分ではなかなか気づかないものです。話すのに夢中になっているときなどは特にそうです。自分がどのような話し方をしているか、普段から意識して気にかける癖をつけておくことをお勧めします。

文章:精神科やすだ (2006年5月30日初公開)
*****
●このマガジンは私が以前に発行していたメルマガの復刻版です
●「・・・と言われています」と書いてますが、出典は忘れてしまいました
●週2回くらいでアップしていく予定です
●1回に2、3本くらい一度にアップしたりするかもしれません
●リクエスト、間違いの指摘など、ご意見がありましたら何でも歓迎いたします
●詳しくは「はじめに」をご覧ください


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?