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ついに「やりがい」が高付加価値サービスとなり得る【供給制約時代のパラダイムシフト②】 #007

今日も読んでいただいてありがとうございます。

7日間、記事を書いてきてみて気づいたことがあるのですが、
僕の場合、記事にまとめたネタ自体が前後の日付で結構関連してくる傾向にあることに気がつきました。だったらということで、いっそ今日からは前編後編という形でひとくくりにして記事にして行ってみようかなと思います。

もちろん、元ネタは木下斉さんのvoicyからの丸パクリですねw

過去記事を振り返ると、#004と#005も共に「コモンズ」を話の軸に置いた話だったので、早速タイトルと文章に少々修正を加えました。
多分、今後も既存記事のタイトル書き換えや内容の一部修正などは随時行っていくかと思うのですが、その辺り気にせずお付き合いいただければ幸いです。


ということで業務連絡はこのあたりにして

本日のお題は先日からひき続き、「供給制約時代のパラダイムシフト」についてもう少し突っ込んでみたいと思います。

■「やりがい」って、これまであまり経済的価値には転化されずらかったかも

これまでの仕事において
「やりがい」と「成果」が、相関関係にはないこともままあったような気がします。

働いていると、いろいろな種類のタスクをこなすことが前提としてあると思います。企業などで働いていると、「やりがい」を感じる瞬間ももちろんあれば、そうでない雑務をひたすらこなすという時間もある。1割のやりがいを感じる仕事の瞬間に生き生きと働いてみたところで、他9割の時間はやるべきことを他の皆と同じように淡々とこなし、結果給与や成果としてすぐに跳ね返ってくるわけでもない。
また、飲食店などの接客業でも、やりがいを感じて生き生きと働いてる人と、そうでない人の時給がそんなにかけ離れると言うこともあまりないのが現状かなと思います。

その原因として思いつくのは、企業は人材を雇用して、業務をやってもらうのが大前提となっているという面があるのかなと。
月給いくら、時給いくらで雇っている人材に対して、その雇用時間内で企業が運営していくための必要ないろいろなことをやってもらう、というような雇用労働感覚が基本としてある。

■供給制約が発生し、人材の流動性やシェアが大前提となる時代

ところが、様々な企業が人材を囲い込めなくなる時代においては

企業が人材を囲い込むだけの余裕がなくなり、副業オーケーになっていく。すでにそうですが本業とは別の形での時間の切り売り的な働き方も増えてます。
さらには、単純に最低賃金の時間単価いくらで雇って働いてもらうだけではなく、より高負荷価値の人材を必要な時間だけ、スペシャリストなお仕事をお願いして価値を発揮してもらうと言うような働き方や雇用のされ方と言うのも、一般的になっていくのではないでしょうか。

これからは、自分のやりがいを感じる仕事をスポットでやって、パーソナリティーを発揮し、その結果、高付加価値のサービスが生まれ、高付加価値な収入が入ってくる。そう言うモデルを享受する人々が増えてくる可能性めちゃくちゃありそうです。

もちろん、一部のプロフェッショナルな方々の中ではこれまでも当然のようにあった話ですが、それがより一般化し、いろいろな業種で生まれてくるという話です。

日中は今のサラリーマンと変わりなくいろんな業務を、雇用されている先でこなすという労働をおこないつつ、そうじゃない、例えば夜だとか、休みの日とかに自分がやりがいを感じる仕事で副業的に、企業に雇用され稼ぐ。
そしてその副業労働に対する時間単価は日中の仕事とは比較にならないくらいの高額となる。そんな世界です。

ITの進化で、クリエイター人材がいち早く、自身の個性を発揮しより自由な労働形態を獲得していった流れに続き、サービス業や一般的なサラリーマン業においても同じようなことが起こっていく。
個人が没頭できるようなピンポイントな業務を、企業に適正に評価され相応の対価を得る。

これってものすごく幸せな世界である気がしますし、社会全体がよりハッピーな方向に進んでいく気がします。

■やれそうなことを妄想してみる

今度はさらにもう一歩踏み込み
僕が今後取るべき可能性として、どんな領域で何がやれるのかなと考えたてみたいと思います。

1番わかりやすいのはプラットホームを作る、ですね。
タイミーみたいなプラットホームを作って、やりがいを感じることができる仕事を明確に持っている人とそのスペシャリストを求める企業が、ここでマッチングされる。わかりやすいですし、既存企業があっという間に手を広げそうです。

2つ目がインターン型。
地方の企業は人材難であり、採用活動にものすごく力を入れているわけですが、これからは、1人の人間を何でもやる人材として雇って囲うのではなく
ピンポイント業務で、超パフォーマンスを発揮するやりがい人材に業務を切り出して成果をあげてもらう。
その際のコーディネートや企業側の受入環境を整える業務を請け負うというのもニーズがありそうです。

働く人材は、本業とは違うところで、自分の個性を発揮し、しかもそれは未来の可能性につながる仕事である。副業モデルでやっていく。これすごく面白いですね。産休中のお父さんやお母さんも可能性あるかもしれないです。

東京で大活躍中のプロ人材を地方で活躍してもらうというあり得そうなモデル以上に、地方にいる人材が、その地方でより様々な企業と成果を挙げていく。人材の地産地消とでもいうような未来が訪れそうです。

ちょっとここで止めるともったいないので、もうちょっと考えてみます。

ではどんな業界がこういう人材が欲しいとなるのか。
でもまぁ、飲食店もそうだしタクシーや観光業も多分そうですね。
ちゃんとサービスに対して対価が支払われるモデルの業界でないと成り立ちにくいかも。その意味では、これからの日本経済を第三次産業が担う可能性が高いという木下さんの考えるより良い未来とも、相性が良さそうです。

顧客から対価が支払われて高付加価値のものを求められる、ホスピタリティーが重要な業種は相性が良さそうです。
介護ありますね。後は、教育関連、はすでに個人がユーチューバーなどをとおして大成功をしてますね。
ああいった業界に見られるエージェント社会みたいな感じに、どの業界もなっていくイメージが湧きます。

■大企業の看板やシステムありきの時代の終焉

こうなってくると、同じ企業で同じ業務をやっていても、地方によって最低賃金に合わせ給与が、時給が下がっていくという現状の謎環境は消滅していく気がします。

地方には地方ならではの個性の発揮の仕方があり、その地方に特化しためちゃくちゃ稼ぐという人がごろごろと出てきそうです。これまで地元の"名物おばちゃん" 的なポジションにいた方々は軒並みめっちゃ稼ぐ人材になる。

人間が個性を発揮して、1人の人間として求められ対価を得る世界。
企業の看板がものをいい、個性が埋もれてしまう世界。
もしかしたら、ものすごく幸せな世界への分岐点に今差し掛かっているのかもと思いました。

AIや巨大資本に使われるだけ、大企業のビックデータに使われるだけの地方の未来からうまく脱却していきたいなと思いました。

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というわけで、本日もあーだこーだと個人の妄想を色々膨らませてみたわけですが、ぜひ今後とも一緒に「さまざまな地方の普通の人々と」僕らが生き抜くための生存戦略を一緒に四苦八苦していけると嬉しいです。

僕も早くそういう働き方ができるポジションにシフトしなきゃです
voicyやnoteやXでのコメントやご意見等、超絶ウェルカムです♪

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。


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