見出し画像

"共"務員 くらいでちょうどいい!? 【共有財のまちの可能性②】#005

今日も読んでいただきありがとうございます!

ちょっとまだ不慣れな note 更新につき、肩肘はったような内容が続いてしまった気がしてきたので、本日はちょっとゆるめでやってみようかなと思います。

昨日のnoteで、コモンズについてのvoicy放送を紹介させていただいたところ
なんと初めて僕の note に対してコメント書いてくださる方が現れました!(本当にありがとうございます!)そのコメントから ふと思ってしまったことが、案外的をえてるかもと思い記事化してみることにしました。

■「自助、共助、公助」って、自治体の方はよくいうけれどもやね

昨日の"共"=コモンズの話にもつながるなと思っているのですが
考えてみたら、市町村くらいの自治体の規模感で「公務員」って言葉使うことの弊害って結構あるような気がしてきました😅

公務員の方々の使う「自助、共助、公助」って、自分たち公務員のやることを「公助」ってあたりに位置付けてる節があると思うのですが
せいぜい半径20km程度、人口数万〜数十万程度の規模感の仕事で"公"って掲げちゃうもんだから、働く側も市民の側も、色々おかしくなっちゃうんじゃないかなと。

個人的感覚かもしれないですが、
そのくらいの距離感、人数、規模感なら「共益」的な目的のためにやっている仕事「共助」的な相互システムくらいの捉え方のが妥当な気がしてきたわけです。

何も肩肘はって"公"を掲げなくてもいいんじゃね?みたいな。

■"公"のモノなのか"共"のモノなのか

てことで、地元の自治体(市)がやってくれている業務をざっと考えてみる

  • ゴミ処理系…ゴミ処理場とか焼却所とかの運営、メンテナンスなど。これって"公"というよりも、市民全体の共有財産という意味では昨日のコモンズ的な捉え方の方がしっくりくるな。少なくとも僕にとっては日本国民全体の、とか誰にでも公平に平等にってな感じの規模感ではない。

  • 上下水道系…浄水施設とか、下水処理場とか。これも市民の共有財産という意味ではコモンズ的な捉え方の方がしっくりくる

  • 保健所・市営病院…これもコモンズ的な捉え方の(以下略)

  • 市内の産業振興・農林水産振興…これもコモンズ的(以下略)

  • 市内の都市整備・土木整備…これもコ(以下略)

なんだか大半がコモンズ(共有財)の管理運営的な業務な気がしてきた。。。

■"公"を掲げる弊害

公務員って名前が付いちゃうから"公"を掲げたくなっちゃうのでしょうか?
自虐的にいう「公僕」って言葉も前時代的でちょっとハードボイルドでかっこいい

でも、個人的な感覚では"公(おおやけ)の"って言われちゃうと
ちょっと自分との間に距離というか、隔たりを感じちゃいます。
言葉としても「私 private」と「公 public」は対義語ですしね。

"公"的な施設や財産や財源と言われると、一気に自分の損得からは離れちゃう。なんだかどっか自分の所有物とは切り離された、お上や国が勝手にやってるもの的な?もちろん、国の財源も自分たちの税金なのですが、1億人分の共有財って言われてもピンとこないですし。

逆に"共"的な施設や財産や財源と言われると、なんとなくその管理運用などにも関心が出てくる気がします。自分の所有物のイメージに近くなるのかも。せいぜい、数万人〜数十万人のうちの1人としての自分がイメージできる。

■ 近くの身近な公園で"共"と"公"を想像してみる

近くの小さな公園が"共"な財産として運営されているか
はたまた"公"な財産として運営されているか

公的な財って言われると、あんまり運用に対して気にしないかもです。遊具が壊れても、汚れててもそんなもんだよねって感じになっちゃうかも。綺麗に使われてなくてもムキになることはない。ある程度酷いレベルになる頃には、"公"的な何かが財を投下し、綺麗にしたり新しくしたりするんでしょ、みたいな

でも周辺住民による共有財だって言われたら、もしくは自分が普段払っている町内会費的なもので運用されているってなったらどうでしょう?

僕だったら
雑に使われてるの見ると気になっちゃうし、落書きとかしているヤツ見かけるとおいおいってなっちゃう。警察くらいは呼ぶかも。年一ぐらいで大掃除イベントみたいなのがあったとして、しょうがないかなくらいの気持ちで参加する可能性もあります。
だって自分が払うお金とかが、直接的に使われるイメージが湧いちゃうんだもん。

公園だとイメージずれちゃうようだったら、マンション入り口フロアにあるキッズブースとかで想像してもらえると、しっくりくるかもです。

結論

周りくどく、うだうだと言ってしまいましたが
市町村レベルの行政業務や行政財産は、"共"という捉え方でいいんじゃねってだけの話でしたw 
公務員じゃなく、"共"務員の方がいいんじゃね?ってだけのお話

市町村レベルの役場をその地域の人たちの共有財を運営している組織と捉えることができるなら(いや実際は、とか学術的には、共ではなく公だよって根拠があるのかもしれないですが)それでも"共"だということにして捉えてみると

その僕の(私の)共有財を
誰がどういう方針で運用しようとしているかって話になれば、選挙に行く動機は強くなるかもですし
その共有財源では賄いきれない自治体政策に対しても、ちょっと待ってよという意識も出てくる気もします。

無駄に窓口で職員の手間と時間を奪うモンスター市民にも対しても意識が変わるかもしれないですし
はたまた、このAI革命時代に無駄で非効率な業務手続きを踏んでいるような行政職員がいれば、おいちょっと待てよ!と言いたくなるかもしれません。

===
と、いうことで

今日は肩肘はらず、晩酌片手に書いてみたわけですが
くどくど長いですねw

やっぱり呑む時は店で同じ酔っ払い相手に、くらいの方がちょうど良いようで。

それでも、こんなゆるい感じでも
一緒になって、僕らが生き抜くための生存戦略を
気軽な感じであーだこーだチャチャ入れてもらえると嬉しいです。
voicyやnoteやXでのコメントやご意見等、超絶ウェルカムです♪
うちの街ではこんな感じだよーって話もぜひ聞きたいです。

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

お互い色々あるけれど、明日も一日頑張ろうぜ の"お気持ち缶コーヒー"をいただけますと大変励みになります! もちろん、スキやフォロー、コメントの形でのお気持ちも全力でお待ちしております!