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アイルランドの病院について

先日初めてアイルランドの病院に罹ってきたので、今回はアイルランドの医療機関についてお話します。

こちらに来てからちょくちょく関節が痛むことがあり、それでも我慢していたのですが、先日激しい膝の痛みに襲われた私は、いよいよ仕事にも支障を来してきたので病院に行く決意をしました。しかし、どの病院に行ったら良いのかも分からずとりあえず大使館に医療機関の確認をしたところ、

アイルランドには日本語が通じる医療機関はないようです。(2019年現在)

ロンドンに行けば日本語が通じる医療機関があるようですので、どうしてもというならそちらへと仰っていました。

私はどうしたらいいか分からず、オススメの医療機関などがあるかと聞いたところ、大使館の方も把握していないようで「周りにアイルランド在住の日本人がいればその方に聞くのが良いと思いますよ」とアドバイスを受けました。内心(あなたもアイルランドに住んでる日本人なのでは?)と思いつつも、言われたとおり知り合いの日本人の方にお聞きしました。

アイルランドでは医療機関に罹る場合、まずGPと言われる診療所に行かなくてはなりません。
そこでは問診を行ったり尿検査や血液検査など最低限の医療設備が整ったりしています。
GPは基本的に予約が必要で、電話で予約します。
予約では来院日時と名前、電話番号、初診かどうかを聞かれただけでした。
予約日時に受付へ行くと、問診票を書きます。日本と同じような感じです。
終わったらそれを出して、何か必要な検査があればそれを受付に言います。私は尿検査と血液検査を希望しました。
「全部で105ユーロかかりますが良いでしょうか」と聞かれましたが、日本より医療費が高いことは覚悟していたので承諾。
20分ほどで名前が呼ばれたので待っている間にとった尿を持って診察室に入りました。30代と見られる若めの医者でした。

私は英語ビギナーなので、前日に前もって症状についての文を作っておきました。
医者は大体把握したようで、いつから、痛みはどれほどか、家族の病気の有無について聞かれました。
診察はとても丁寧に診てくれました。特に関節の痛み方や腫れについては触診も交えながら診察してくれました。そして医者は
「あなたは痛風と言われているようですが、これは痛風とは少し違いそうですよ。」と言い、
「リウマチの可能性があるのでレントゲンを撮ったほうが良いと思うのですがどうでしょう」と提案してきたので、即承諾し、大病院の紹介状を書いてくれました。
「今からこの病院に向かってレントゲンを撮ってきてください。そして3週間後、またこちらへ来てください。」と説明を受け、GPは終了。

大病院はタクシーで5分ほどのすぐのところだったのと、当日すぐにレントゲンを撮ることができたのでラッキーでした。

ちなみに公立病院は医療費が安いぶん、予約が一杯らしく、数カ月待ちもザラだそうです。

そして来週結果を受け取りにまたGPに行きます。
大したことがないことを願って、待っています。
なお、アイルランドの医療機関は全体的にそこまで良くはなく、わざわざロンドンへ行く人もいるそうです。
なので、健康管理は自分でしっかりやることが大事だと私の上司が教えてくれました。

ちなみに今回受診したところは
Jervis madical centre というGPです。
Jervis Medical Centre
1 Jervis St, North City, Dublin 1, Ireland
+353 1 873 5959
https://maps.app.goo.gl/juBtot3gPyZ1y9nE7
何もないことが一番ですが、もし何か病院にかからなくてはならないときは、ぜひご検討ください。医者はとても親切な方でしたよ。

今回はアイルランドの医療機関についてでした。

皆様の健康を願っております!

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