アイルランドでのハプニング〜下水詰まり編〜
まずはこれを見てください。
これは下水が流れこんでしまった庭です。
庭の下水タンクから下水が溢れ出して庭に流れ込んでます。
下水なので臭いがキツく、窓も空けられません。
そして我慢できなくなりハウスメイトと話し合った結果、下水処理業者を呼ぶことにしました。
今回呼んだのは、Greenday Environmental Drainage Servicesという業者。ゴミ回収などもやっている大手なのでそこを選びました。
ここで問題が。
ハウスメイトの中で英語を流暢に話せる人はいません。もちろん私もです。
しかし誰かがやらなくてはならないので、結局私がやることに。初めてのアイルランドの会社への電話なのでうまく伝わるのか。
「庭にある下水道管が詰まって庭に溢れ出ている。何とかしてほしい。」
ということを伝えなければなりません。
拙い英語で何とか状況を説明し、氏名や電話番号、住所を求められるも、リスニング出来ず何度も聞き返した後に何とか手配することができました。
そして下水処理業者が到着し、作業すること1時間。
事態は改善されません。聞くところによるとどうやら自分の家だけの問題ではなく、大元の下水管の方が詰まっているらしい。
作業員は周りの家の下水道管も見るなど、一生懸命やってくれた結果、それから10分ぐらいで下水道管の詰まりは、無事に解消しました。グッジョブ。
「下水で汚れた庭の掃除は延長料金追加してもらえばできるけどどうするか」
と聞かれましたが、お金が無いので自分らでやることに。
130ユーロ払って、その後汚い庭を洗い流し問題は解決されました。
隣人のアイリッシュの方に
「おや、下水管が詰まっまたのかい?」
と聞かれ、
「この家は昔から下水道管に問題があって、だから人が住まないんだよ。」
と教えてくれました。
この話をハウスメイトにして話し合い、今後はトイレットペーパーは置いたゴミ箱に捨てるようにしたところ下水道管の問題は今のところ3ヶ月起きていません。おそらくパイプがあまり太くないのに住人7人でトイレットペーパーを流しすぎたのだと思います。
きっと7人が住むような家として作られてないですからね。
その後、料金は管理会社に請求したのですが、レシートには
113ユーロ受領しました。
と書いてある。
何と130ユーロと113ユーロを聞き間違え、業者はチップとして17ユーロ持っていってしまったのです。Feck!(アイルランドでクソ!の意)
そもそもteenとtyの発音が似すぎなんだよ。たまにネイティブ同士でも「スリー、ジロ」とか言ってますからね。これは言葉の欠陥ではないだろうか。
とにかくこうして何とか今は、窓が空けられる庭になっていますが、糞尿によって雑草がぐんぐん育っているアイルランドの春なのでした。
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