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ChatGPTを使ったキャリア相談について

早速、試してみました。といってもプロンプトを自分で作ったのではなく、前回の記事でご紹介した書籍「キャリアデザイン・就活のプロによるChatGPT徹底活用法(著 大間哲氏)の本に提示してあるプロンプトを使わせていただきました。
少し、アレンジして、自分が試したい設定などを盛り込んでやってみました。
プロンプトは、実際に本を読んでみてください。

実際に私が相談したものの一部切り取り

ChatGPTには、キャリア支援をしていくれる人という設定で考えていただくのですが、正直、会話ははずみました(^.^)
とても丁寧に返してくださいます。情報提供、アドバイス、その対応に対する意図もちゃんと説明してくださいます。
さらに、クライアントを否定しない。

キャリアコンサルタントは、感情に焦点を当てて、言語化できない気持ち、整理できない気持ち、本来の課題を見立て、解決を支援する、また、本人に気づきを与え、行動や心理的な変容を促すなどの働きかけをするのですが、このあたりに関しては、ChatGPTは、苦手のようです。
実は、この後、どんどん会話を進めていって、いろいろ試してみました。
例えば、感情的になるクライアントが言いそうな言葉を入れてみたり・・・最終的には、お役に立てないという回答が返ってきました(>_<)

【総じて、感じたこと】
・学生の就職に向けたキャリア支援などで使える可能性を感じた。ただ、キャリアコンサルタントの代替要員になるかと言えば、少し足りないと思う。
・キャリアコンサルタント自身が、情報収集や、情報の提供の仕方について、学ぶためのツールとして使う可能性があると感じた。(すでに使われているかもしれないが)
・対話がとても得意なツールなので、もう少し使い方を研究してみたいと感じた。
・感情の部分は、深堀できることはないが、事例事象については、しっかり調べてくれる。

ということで、まだまだ研究していくと、キャリア支援者にも面白いツールになりえると思いました。
AIにとって代わられる仕事と、良くメディアに取り上げられている仕事がありますが、基本、人が関わる仕事でコミュニケーション(人対人)の部分が少しでもあれば、今のところ、やはり人のする仕事に全部とってかわられるということは今の時点ではないと感じました。

引き続き、いろいろと試してみたり、使い方を考えてみたいと思います。

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