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[12日目]学級開き vol.40

いよいよ本格的に学級での授業や活動が始まります。
その中で黄金の3日間と言われる期間があります。
それは学級が始まった3日間のことを指します。
ここでつまづいてしまうと、それが尾を引いてうまくいかないということがざらにあります。
なので、この3日間のうちにルールを伝えたり、印象づけたりすることが大切なのです。

学級開き

学級開きは子供達の出会いの場であり、子供達が担任に対して、どのような印象をもつかを決める大切な授業です。
僕は、この学級開きで安心感やワクワク感を与えたいと思っています。
そして、「新学年でがんばってやるぞ」というやる気を高めさせることも意図して学級開きをしていこうと思っています。
また、学級開きは教師の思いを伝える場でもあると思っています。
今回は3つのことを伝えようと思っています。

人のことを考えて行動する

これは、思いやりをもって行動することに近いかもしれません。
こうしたら友達が喜んでもらえるかもしれない。
こんなことをしたら、友達は嫌な気持ちになるかもしれない。
嫌な言葉を言ったら家族は傷つけない。
自分も傷つけたら、家族が悲しむかもしれない。

想像力を働かせて、自分の思いだけでなく、相手の気持ちを考えられるようになってほしいと思います。

何事にも一生懸命に取り組む

できるのにめんどくさくてやらないことってありますよね。
子供も同様です。
漢字練習をいい加減な字で書いてしまったり、計算問題で答えを写してしまったりといい加減なことをすることは自分の力になりません。
だからこそ、一生懸命にやるのです。

できないことにもチャレンジしていってほしいと思います。
「できない」と思い込んで足踏みしてしまうのは良くありません。
そこには成長するチャンスがたくさん詰まっているのです。
チャレンジすること自体が素晴らしいのです。

失敗をそのままにしない

前述したことにも似ているかもしれませんが、失敗をそのままにしたら、成長はありません。
「失敗は成功の母」
という言葉にあるように、成功するまでやり続けていけば失敗は失敗ではなくなるのです。
だからこそ、改善をしていかなくてはいけないのです。

「教室はまちがうところだ」

蒔田晋時さんの詩があります。
間違えたっていい。
間違えを笑ってはいけない。
正しい答えを言わなくてもいい。
どんどんと意見を言って、話し合って、みんなで成長できる学級つくりたいという思いが込められています。

人は間違いから学びます。
成功体験で自信をもつことも大切ですが、さらに成長するためには、間違いも必要なのです。
みんなで認めあい、伝え合い、協力し合える学級を作っていきます。

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