ブラック企業あるある 「ほな、わしかぁ~」

東欧の小国に駐在員として赴任したその週に、支社長である上司と顧客訪問をした時の話。

訪問したら顧客の購買担当者(ヨーロッパ人)が怒ってた。どうやら見積もりが間違っていたことを怒っているらしく、しかもうちの会社は常習犯らしい。なんで毎回毎回間違えるんだと詰めてくる担当者を前に、誰が見積りを間違ったんだと言い出す上司。

オッサン「お前が間違った見積もりを出したのか?」
俺「一昨日に赴任したばかりですよ」

オッサン「ヨーロッパ人スタッフの営業か?」
俺「うちの会社は見積もりはトレーニングを受けた日本人しか作りませんよね」

オッサン「ほな、わしかぁ~」
俺「残念ながら、そうだと思います」

オッサン「じゃ、今のところを英語に訳して彼に伝えてくれ」
俺「やめておいた方が良い気がするんですよね」

以上が2010年代前半に東欧の小国で始まった僕とオッサン達のXX日のエピソード1になります。

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