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Enmanuel Bonillaと契約


どうも、ヤスです。


インターナショナルFA(以下、INT FAと表示)の契約解禁日となった現地1/15、ブルージェイズがMLB.comにおけるINT FAプロスペクトランキング7位のOF、Enmanuel Bonillaとの契約を発表しました。



契約金は410万ドル。ブルージェイズがINT FAの選手へ投じた金額では史上最高額でした(2015年のゲレーロJr.に390万ドル、2018年のOrelvis Martinezへ350万ドルの順)。




Enmanuel Bonilla OF


・基本プロフィール


2006年1/22生まれ(16歳)

身長/体重 6フィート1インチ/180ポンド

投/打 R/R

ドミニカ共和国出身


・MLB.comによるスカウティングスケール


Hit:50
Power55
Run:50
Arm:50
Field:55


・選手寸評


2023年クラスのINT FAでは最高レベルとされる打撃力が一番の魅力。同じ年齢のプロスペクトと比較してヒットツールが発達しており、優れたバットスピードでファストボールを強く叩き、フィールドの全方向へ打ち分ける。OF3ポジションをこなせて、CFに長く留まることができる身体能力を持っているが、肩の強さと身体がさらに成長することを加味すると、将来はコーナーOFに収まる可能性がある。


・獲得雑感



ブルージェイズのマイナーに楽しみなプロスペクトが加わりました。BonillaがCFに留まれるとすると価値が高まりそうですが、あまり期待しすぎない方が良さそうです。現シャパイロ・アトキンス政権では野手においてドラフトでもINT FAでもSSの選手を好む傾向がありましたが、OFのBonillaに大金を注ぎ込んだのは個人的に意外でした。


ブルージェイズは傘下マイナーにOFプロスペクトが極端に少なく、めぼしい選手はGabriel Martinez、Dasan Brownくらいでしたので、Bonillaにかかる期待は大きいです。大きく育って欲しいものですね。


とはいえ、INT FAはドラフトと比べてさらにリスキーです。選手の大半が16歳で契約するため、身体的にも技術的にもまだまだ未熟で、どう育つかなんて見通しが立ちません。良くも悪くも入る球団の育成次第なところがあり、ブルージェイズがBonillaを育成出来るかどうかが正直不安な点もあります。辛抱強く見守る必要があるでしょう。


トップ画像はTwitter ブルージェイズ公式(@BlueJays)より


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