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上原ひろみ × 熊谷和徳 BLUE GIANT NIGHTS @ BlueNoteTokyo 2018.6.24 1st show

6/24 Sun @ Blue Note Tokyo 1st

石塚真一原作の漫画「BLUE GIANT」のライブイベントに
上原ひろみ × 熊谷和徳が出演するというので大慌てでチケット確保。

今回はブルーノートのサイトからではなく外部サイトからの予約。
僕がすごーく気に入っている席付近をゲットできた。
仕事やプライベートでツイてない分、
上原ひろみ関連でツキがあると思えばヘッチャラ。(と強がってみる)

この日のブルーノート東京は、物語の中にでてくる「So Blue Tokyo」仕様。
開演のアナウンスは石塚真一氏。



ライブイベントには3組のアーティストが出演。

まず1組目は、厳しいオーディションを勝ち抜いたという
高校生トリオのJAMM。

原作では、主人公の二人がSo Blue で初ステージを踏む場面があり、
高校生たちを見た瞬間にそのシーンが蘇って、ジーンとしてしまいました。

とかいいつつ、原作漫画は10巻までしか読んでないです。
後半の展開には正直「んん?」って感じが無きにしもあらずなので
そこで止まってるんですけどね・・・。

JAMMはアルトサックスとドラムが男の子、
ピアノが女の子のトリオなんですが、
この堂々とした演奏が高校生!?という素晴らしいステージでした。
特にアルトサックスの音色が美しい。
才能がある人っていうのは、来たるべき時にチャンスが巡ってきて、
周りが放っておかないんだなーというのを実感。
と同時に、この経験で道を間違えたりせず、
これからもがんばるんだよ~という親目線の心境に。

2組目がケンドリック・スコット・オラクル
なんと、ケンドリック・スコットとひろみさんはバークリーの同期なんだとか。驚きです、いろんな意味で。
バンドはドラム、ベース、ピアノ、ギター、テナーサックスの編成。
ちょっとフュージョンぽくもあり(僕の乏しいジャズ知識では、ですが)
楽しませていただきました。
ケンドリック・スコットのドラムからは、色々な声が聞こえてくるようで
最初から最後まで彼をガン見してしまいました。
それにジョン・エリスのテナーサックスが温かい音色で良かったなぁぁぁ。

そしてそして、3組目にひろみさん&熊谷さん登場。
3曲くらい聴けたら嬉しいなと思ってましたが、
実際には5曲も演奏してくれて(どなたかセットリスト教えてください)
フツーに1セットのライブとして楽しめました。
なんとも贅沢。

昨年末以来のひろみさんのピアノ、そして熊谷さんのタップ。
お二人の音楽を全身で浴びることのできる幸せ、これに尽きます。
バッハの「主よ、人の望みの喜びよ」が良かったなぁ。
これは初めて聴いたかな、たぶん。
そして「Dancando No Paraiso」も、懐かしいやら新しいやら。
感動で何度も鳥肌立ちました。

もぉぉ、いつもいつも本当にありがとうございます!

ラストは全員でアンコール。
若者を温かく見守る大人達、みたいなホンワカした空気が
これまた感動を誘い。。。

ということで、期待以上に楽しめました。
やっぱり、ライブは素晴らしい!

ぶっちゃけると、チケット予約する時は「代金高いけど、まぁいいや」とか
「ひろみさん&熊谷さん以外のステージは飲み食いタイムに充てよかな」
なんて罰当たりなことを思ってたんですが、そんな自分を猛反省。
ごめんなさい!

原作の「BLUE GIANT 」も、今はミュンヘン編に入っているらしいので
再トライしてみようかと。

次にひろみさんのステージに出会えるのはいつかな~?
その日を楽しみに、また、がんばりますか。

BLUE GIANT NIGHTS 6/24 1st

HIROMI & KAZUNORI KUMAGAI  
上原ひろみ(ピアノ)
熊谷和徳(タップ)

KENDRICK SCOTT ORACLE  
Kendrick Scott (dr)  
John Ellis(ts)  
Taylor Eigsti(p)  
Mike Moreno(g)  
Joe Sanders(b)

JAMM  
石井陽太(サックス)  
梅井美咲(ピアノ)  
坪田英徳(ドラムス)


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