『オンライン』と『リアル』 面接官として

今、会社では中途採用活動真っ只中です。
遠方から応募して下さった方とは『オンライン』で
来社いただける方とは『リアル』で面接しています。

私自身が転職活動していた時にも
『オンライン』と『リアル』のケースがありました。

面接官の立場になると
ヘッドハンティング案件も含めて応募者として臨む面接
との違いがわかります。
そして、『オンライン』と『リアル』のメリットとデメリットも
肌感覚でわかるようになります。

最終面接でお会いした方は、20代から60代。
皆さんの履歴書や職務経歴書を拝見して、
ここまでの面接官の記録に目を通すと、
お伺いしたい内容が浮かんで来ます。

それをメモして面接に臨みます。
ここまでは、『オンライン』も『リアル』も同じです。

『オンライン』の場合は、ZOOMやTeamsなどを活用しますが、
昨日のように世界中でTeamsに不具合が起きないか?
と心配しつつ先に入って待つようにしています。

ほとんどがご自宅からと言う事になると思いますが、
背景でご自宅の様子がわかったり、
演出されている方は『面接慣れしているのかな?』などの様子を伺います。

また、ご自宅という事でどんな服装で臨まれるのか?
気持ちもリラックスしている方もいると思うので
出来るだけ『本音』を聞き出せるようにしています。

来社いただける場合は、何よりもその方が持つ雰囲気や温度感を
感じようと全身のセンサーを働かせます。
『この方は、会社に馴染むかな?』
『毎日一緒に過ごせるかな?』
『実力を発揮してもらえるかな?』
そんな事を感じ取ろうとしています。

そして、経歴詐欺とまでは言いませんが、
ちょっとした『誇大広告』が起きていないかも
観察します。

もうお分かりと思いますが、
『リアル』の方が、情報量が圧倒的に多くなります。
正確な判断もしやすくなると思います。

在宅勤務が多い会社ならば、
『オンライン』だけでも十分かもしれません。
そうじゃ無い場合は、
やはり『リアル』でしっかりとコミュニケーションを取りたい!

私のスキルが上がれば『オンライン』でも
入手出来る情報を増やせるかもしれません。
残念ながら、今はまだその領域ではありません。

この感覚は、応募者として臨む方が認識すると有意義かもしれません。
『オンライン』と『リアル』どちらが良い?
というのではなく、どちらも良さを活かせるようになりたいものです。



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