壁にブチ当たった時に!

誰もが壁にブチ当たった経験があると思います。
その壁の高さや厚さは、都度都度全く異なりますよね。
出来る事ならば、そんな壁に直面する事なく
穏やかに過ごせたら良いのですが、ドッコイそうも行かないものです。

目の前に壁が立ちはだかった時、あなたはどうしますか?
真っ向から立ち向かいブッ壊そうとしますか?
登り切った頂上からの風景を夢見て、登ろうとしますか?
それとも遠周りでも壁を避けて目的に向かいますか?
または、壁を登る事を諦めてしまいますか?

私は経験則上、目の前の壁に臆してしまい
逃げたところで何も得る物は無いと言う考えが染み込んでいます。

体育会系の学生は、一流企業や人気企業に就職出来る。
大学の応援団員も良い就職先に恵まれる。
高学歴の人材も同様に良い仕事に就くことが出来る。
それはなぜなのか考えた事がありますか?

確かに知識はあった方が良いと思いますが、それだけでは無いと思います。
遊びたい気持ち、眠りたい欲求と戦いながら
懸命にスポーツに打ち込んだり、
理不尽と戦いながらも縁の下の力持ちに徹したり、
睡眠時間を削って、ゲームなどの誘惑を断ち切って必死に受験勉強したりと
前述の経験がある若者は、目の前の壁と戦い、打ち勝った経験があり
打ち勝つためのマインドセットを持っています。
結果として、企業側は採用する際にも参考にしやすいのだろうと思います。

私は明治大学出身です。
私の在学中は、ラグビーにおいて名将の誉れ高い故北島御大がご存命でした。
卒業式で、北島御大は私たち卒業生に明治大学ラグビー部の魂とも言える言葉を送ってくださいました。

『前へ!』

ライバル校の強力なディフェンスはまさしく『目の前の壁』です。
横に避ける華麗なステップも良いのですが、
明治大学のラグビーは壁をブッ壊すように前進する事を良し!とします。
北島御大は、『ブチ当たる覚悟で人生に臨め!』と言う意味を込めていらしたと
私はその言葉を心に刻んで来ました。

私の友人には、私が直面した壁を知っている方が何人かいます。
彼らは、私が逃げなかった事、活動を止めなかった事を見ながら応援してくれました。
その応援のお陰もあって、幾つもの壁をブチ壊したり、登り切ったりして来ました。
もちろん、壁から逃げた苦い経験もあります。
その時に誓ったのは『もう二度と逃げない!!』という事です。
壁を越えると、思い掛けない程の力が付きます。
仲間が増えます。

壁は乗り越えるためにあると思います。
逃げずに戦った者には、必ずご褒美があります。
今、壁にブチ当たっている方、逃げずに勇気を持ってその壁を克服してみませんか?

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