仕事も断捨離が大事!

『断捨離』とは、単に不要な物を処分するだけでなく、
物にとらわれずに生きていこう!という考え方そのものを指すと言われています。
『断捨離』は片付け論の一つですが、その謂れはなんとヨガが起源なそうです。
ヨガの「断行」「捨行」「離行」という3つの考え方に基づいて提唱されたとか。
「不要な物を断つ、捨てる、物から離れる(執着しない)」という生き方を目指す!
それが、断捨離の本当のあり方という事です。

私は、衣替えの度に着なくなった服の断捨離を決行します。(大袈裟)
年に数回は、屋根裏の物置きも整理して、不要な物を処分します。
これは、日常生活の中で行っている方も多いと思います。
違うポイントがあるとすれば、処分する基準です。

古くから日本人は物を大切にする習慣があり、これは美徳と思います。
大量消費・大量廃棄とは真逆の考え方です。
しかし、この美徳も損なわれつつあります。
一方で、消費はするものの廃棄が出来ない方も多いように感じています。
すると、部屋や物置は使わない物で溢れてしまい、
必要な物を必要な時に取り出す事が難しくなります。
『もしかすると着るかもしれない。』
『去年も今年も着なかったけど、来年は着るかもしれない。』
こんな基準は、断捨離に繋がりませんね。

これと同じ事が、仕事にも言えるのではないでしょうか?
よく見受けられるのは、仕事に前向きで一見すると気働きが利いているような方が
途中の経過ポイントで起きうる懸念点に囚われ過ぎてしまう事です。
ゴールよりも懸念点の解決に囚われてしまい、
本末転倒に陥ってしまうケースがあります。
また、変化を嫌う傾向のある方は、
過去の成功事例に執着する傾向があるように思います。

以前に書いたと思いますが、仕事の仕方にはゴール設定から逆算する方法があります。
ゴール設定せずにガムシャラに仕事をしても
目指す成果は上がらない!という考え方です。

では、仕事上の『断捨離』とは、どういう事でしょうか?

仕事に『断捨離』を取り入れると以下のような考え方になれると思います。
・ゴール到達に不要な心配事への不安は断つ
・「もし失敗したら」という不安を捨てる
・過去に執着しない(捨てる)
こうする事で、不要な会議や無駄なリスクヘッジは減らせると思います。
言い換えると『不安の先取りはしない!』という事です。
『断捨離』によって、仕事もシンプルになるのではないでしょうか?
よりスムーズにゴールに到達するために、
仕事も『断捨離』!

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