#129 格安SIMから始めるわらしべ長者

『今のままで良くない?』
先月格安SIMに乗り換え案を提示した時に散々反対されました。
我が家は営業トークに乗せられ、やめとけばよかったと思った過去があります。

インターネットを初めて入れた12年前のことです。
学校の調べものなどでどうしてもネット環境が必要だった僕は、両親にお願いしてネット回線を引いてもらいました。
当時はネット代が今より高く、確か7000〜8000円くらいでした。

高いなーとはなんとなく感じていたところに『うちの会社に変えれば安くなりますよ』という電話がかかってきました。
本来ならちゃんと調べたりしてから決断をするところですが、当時の僕の頭にはそんな考えはなく、「この人親切ー」くらいにしか思いませんでした。

ろくに調べることもせず、会社を変えることにしましたが、当時は書類は全部紙だったので(もしかしたらネットからも出来たのかもしれませんが)契約の書類から解約の書類から書類だらけでちょっとうんざりしたのを覚えています。

で、何がトラウマになったかというと
色んな書類を書いて会社を変えたのに大して安くなるわけではなかったことと
それからしばらくして、最初に契約していた会社のプランが下がり再度乗り換えしたことです。

「あんなめんどくさいことをしておいてこれか!」
という経験から少し高くても王道をいこう!みたいな暗黙のルールが出来上がったのです。

でも今思えば何事も経験が大事です。
あの経験があったからこそ、今ではちゃんと調べるようになりました。
あれは必要な経験でした。

でも失敗したと思ってしまうと、その失敗を避けようとします。
・吟味するのか
・避けるのか


人は未知なものを怖がります。
スマホが出た時も
オンラインサロンが生まれた時もそうでした。

失敗を恐れると何もしないことが安全だと考えてしまいますが、それこそ失敗の素です。
行動した先にはきっと、今より素晴らしい世界が待っています。

散々反対していた母も、快適に格安SIMを使っています。
今までと同じに使えてお金も浮くなんて最高です。

行動するには勇気が必要かもしれませんが、その先には、その勇気に見合った何かがあります。
一見すると等価交換なように聞こえますが、実はわらしべ長者です。

行動し始める前よりも、徐々に自分にあった世界に変わっていくんです。

さあ今日もわらしべ長者を目指して過ごしていきましょう。

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