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堅実奥さん貧乏夫さん 保険を使った若い頃からの資産作りの1つの形

人生につきまとうお金の話。

いまさらながら、金持ち父さん貧乏父さんを初めて読んでるのですが、うちってどうなん?と考えさせられた。

仕事のこともあるので、妻とはよくお金の話をするのですが、お金に対するスタンスとしては
僕は欲しいとなったら使ってしまう、数字を見てない結果支払に窮するまさに貧乏タイプ。
その反対に妻はお金に関して若い頃から割と堅実すぎるくらい堅実じゃないか、と感じた。

そして、決して裕福ではないがそれなりの状態でいられるのは、将来的な面も見据えたお金の話について一緒に考えてくれるライフプランナーに度々出会えたおかげかもしれない、と感じた。

基本的には妻がやってきた保険の話なので興味ない人もそれは損してる、効率悪いと思う人もいると思いますが、通帳を見るのが好きで貯金大好きなごくごく一般的な可愛い主婦の、若い頃からの資産形成の一つの形として誰かの参考になればなぁ、と思います。


先日、妻がやっている俗称「長生きしてね保険」のドル建ての保険が満期になって、残額数百万の土地のローンを終わらせることができた。
返戻率は若干のプラスだが、円安のおかげである。
残額はまた次の種類の保険に変わった。
どん!と来て、どん!と変わっていく。
一括払いの強さがある。

住宅ローンは低金利だからそのまま借りてた方がいいのかもしれないけど
「2本だてのローンを1本にしたい」
という彼女はかねてからの希望を叶えた。

妻は独身の頃から、保険屋さんがついてて、ドル建ての積立保険をしていた。入院保険などは様々な保険会社を組み合わせて入っていた。
僕は親がかけてくれたものを引き継いだMYの生命保険。知らなかったのだが、10年ごとの更新でその際にグンと支払額があがるものだった。
2010年、結婚の機に見直した際にそれを知って衝撃を受けた。

3代目プリウスとインサイトがしのぎを削る頃に、
物凄い円高でFXで大損した苦い記憶。
一発逆転のようなありもしない幻想を信じていた僕は、
保険で手堅く増やすことには懐疑的ではあったが、丁寧な説明を素直に受け、掛け替えた。

保険の支払いは年払い。
「え?大変じゃん?」
と聞くと同じ払うなら少しでも安くなるように、と妻が言った。

年間数十万の保険は入院やがん保険を除き、貯蓄性が高いものを選んでいた。
当時20代半ば、30万もない僕の給料の2割以上。
年払いの分は定期積立しているので、うっかりして払えない!なんてこともない。
新婚生活は割と苦しくて、僕は
保険減らしたらどうか?
と度々聞くも無視された。

円高真っ最中なので彼女の退職金は全額ドルに換金しドル建て保険の支払いの準備金になった。
今思うととても堅実すぎて信頼できるパートナー。

満期になれば増える。それだけを信じ彼女は耐えたのだろう。
ここまでお金のことを考えていたのか、と今も僕は驚いている。

さらに妻の元に数年前からS生命の担当さんが仲間入りすることになった。
僕も会社の方の保険の話を聞くことになった。

入ったら入りっぱなし、その後の音沙汰なしになりがちな保険も、今はソニーの人が、「これいいかも!」と思えるものを定期的に提案してきてくれるようになった。

我が家は積立NISAもやっているが、どうもあれは現金化しづらく感じる。
保険は担当者さんが満期などの一区切りや適切なタイミングで連絡をくれる。
満期になったものはこのご時世に良い利率で利子をもらいながら、解約せずにちょこちょこ引き出していくこともできる。

保険に入る際や出会って最初の頃に説明を聞くのだが、FPの資格を持っている彼は保険の資料を通じてお金に関することやうちのライフプランにあったたくさんのことを教えてくれる。

お金のことを最初から自分で知ることは割と難しい。
使うこと、貯めることは出来るがそれを増やすことを知ることはあまりない。
資金としていずれ必要になるものは中長期的な運用でローリスク、ミドルリターンを狙う。

そして、妻は
「あると使ってしまうから」
という自分の癖を度々僕に話してくれた。
これを彼女自身が見過ごすかそれとも見過ごさないで仕組みにより簡単に使えない対策をうつか、ごく普通の人が資産をつくる一歩目のような気がしている。

保険商品には保険屋を食わせるための費用が入ってるというが、ある程度何も学ばずに年齢を重ねてきた人間がお金の勉強をする時間を無の段階から果たして作れるか疑問である。
それを考えれば、資産運用も含めて優秀な人材を雇うことを思えばコストも納得がいく。(自分で勉強をやらなくていい、というわけではない)
丸投げはダメだが、自分も知識をつけてお金のことを知っていきながらも、勉強熱心でよく考えてくれる信頼出来るライフプランナーに人生で出会えればそれは幸運なことだ。
そして、お金に関わろうとしなければお金というものについて消費する以外に学ぶ機会がない、ということだ。

人生について回るお金の問題。
稼ぐのは当然、貯まってきたら増やすのも大事。
うちの場合は元々がそこまでのリテラシーがなく保険を選ぶこととなったが投信でも株でも不動産でも、自分に合わせて保障をつけながら、少しずつ増やすことができれば少しでもお金に関する心配や恐怖が消えて、お金のために選ばなくていい仕事が増えればいいですよね。

1家庭1ライフプランナー。
僕は自己投資や起業が一番の投資だと思うし、保険に【絶対】はもちろんないけども、伴走してくれる良き仲間を見つけて大勝ちはしないけども妻のように堅実で少し豊かな生き方をするのもまたありだ、と僕は思う。


ここまでお読みいただきありがとうございました。
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