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UNIQLO(ユニクロ)のヒット商品のアイデアの作り方✨

こんにちは。
安田和世です。
本日は、尊敬している経営者の1人である柳井正会長が展開するユニクロがヒット商品を生み出す秘訣に関して話していきます。

ブラトップ、累積販売枚数15億枚のヒートテック、夏の定番のエアリズムは評判高く世界で大ヒットしています。
2020年にはワコールを超えて女性下着国内シェア1位となりました。(ユーロモニター・インターナショナル調べ)

ヒット商品を生む3つの鉄則

1.常識を疑う


下着の要素が強かったヒートテックは売上も安定していましたが、流行色を取り入れて、さらに売上アップになったそうです。
実は、目を引く流行色のインナーは売れにくく、黒やダークグレーや白などが色がインナーの常識でした。そのため売場が暗かったのですが、流行色を取り入れてから、売場が華やかになり、人が集まり、売上が上がりました。
さらに「チクチクする」、「かゆくなる」とお客様の声を商品化し、【品質・選択表示】のタグをなくして、印刷にしました。

2.自分の感覚だけで決めない


ヒットメーカーは「ひらめきが凄い」、「突飛な発想」と思われがちですが、実はお客様や仕事仲間やスタッフの意見を1つ1つ聞き、大事なものだけを抽出して、データに頼って商品化にするそうです。
ひらめきだけで動くことは絶対にないそうです。
凡人が答えを出すためには、1人で決めることが一番危険なため、月に約5万件のお客様の声に目を通し、形になったら緻密なデータを頼るそうです。

3.成功体験をリセットできる


過去に縛られると新しいものは生み出せない、世の中にないものを出せることが価値があると思っているそうです。

私もアトレ川崎でエシカルシーというセレクトショップを経営しています。店舗には500SKU以上の商品があり、売れる商品と売れない商品があります。仕入れる前からヒットする商品は確かに分かりません。
今年でエシカルシーアトレ川崎店も3年目を迎え、この3年間で得たデータや経験が、これからのエシカルシーの発展に不可欠です。
こだわりを持ったメーカー様が作った魅力的な商品は、多数ありますが、お客様が求めている商品だけが売れ、スタッフが使用して体感がある商品が売れ続けています。
アイデアファースト、メーカーファーストの商品がヒットすることは少ないと思います。
常に現場主義で、現場を声を大切にして店舗づくりをしていきます。



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