友人が教えてくれたアウトプットの重要さ
僕は音楽の専門的な教育も訓練も受けてないんだけど、それでも音楽に関する情報は世の中にたくさんあって独学でも勉強しやすい環境ではある。
奏者として、表現者として音楽に関わっていれば必要に迫られて或いは関心を持って音楽理論の情報を集めていける良い環境なわけだけど、自己完結で終わらせる場合と、親しい仲間との間でその知識をアウトプットする場合とでは理解の深度や定着度が大きく違う。
僕は親しみやすい人柄を装っていること、物事のポイントや特徴を掴むのが割りかし得意だったことから、学生時代も友人に勉強のアドバイスを求められることが多くて、それがきっかけで本当は大して自宅学習をしていないにも関わらず成績は悪くなかった。
でもそれを趣味である音楽の分野で活かしたことはあまりなく、やってもせいぜい演奏技術のアドバイス程度だった。
ところが偶然、友人との間で音楽理論のアドバイスをする話になって今資料を作っているのだけど、これが自分にとっても役に立っている。何せ今まで頭の中に直感的に断片的に散らばっていた情報を整理して、またできる範囲で妥当性も確認して記録に残す。これは自身の理解を深める上でとても大切なことと実感している。
相手が友人であることはとても大きくて、つまり友人である関係上、「自信はないけど感覚的にそう捉えてる」というようなファジーな部分も許してもらいやすい、仮に誤謬があったとしても気付いた時に軌道修正することもある程度受け入れてもらえる関係でアウトプットできるのは貴重な関係性だと思う。これが報酬を伴う執筆だったら基本的に許されないわけで…
実際にやってみて、頭の中に散在していた知識が繋がり始めているし、あらためて文字にしてみると妥当性に疑義のある知識は調べ直して理解を深めるケースもチラホラ出てきている。
事務作業的に手間ではあるけど、友達の役に立ちたいという思いはモチベーションに繋がるし、信頼関係の許す範囲で〆切についても無理のないスケジュールにできる。
また本業が公務員という事務屋の中の事務屋なのである程度のスキルがあるのも大きいかな。
いずれにせよ今回きっかけをくれた友人には感謝しているし、アウトプットの重要性を再認識したところで今後も機会を見つけてやっていこうと思う。
ぜひ皆さまにもおススメしたい取り組み👍
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