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チームの奇跡:もやもやが光に変わる瞬間変革のお世話係から見えた世界

変革現場で目撃した、チームと人の覚醒ストーリー

2024年の活動を振り返って

今年も多くの方々との出会いと学びに恵まれた一年だった。振り返ってみると、年間を通じて約50回のワークショップや講演を実施し、のべ500人以上の方々と対話する機会を得られた。特に印象的だったのは、参加者の方々の「目が輝いていく瞬間」を何度も目撃できたことだ。当初は不安や戸惑いを抱えていた参加者が、セッションを通じて希望や可能性を見出していく姿に、私自身も大きな励みをもらった。

日々の日記から1年間のワークショップ・講演の活動記録を生成AIに分析し特徴が報告された:
今年の活動から、複雑な時代に提要するリーダーのために、複雑を透過できるメガネを提供している。現代の組織が直面する3つのシフト、デジタルシフト、ソーシャルシフト、ライフシフトの3つ合わせたパラダイムシフトに焦点を当てていることがわかります。
 2009年から世界中が必死になってトランスフォーメーションしていることを提唱している。具体的にはデジタル化DX、その前にマネジメントを計画型から、状況適用型へマインドセットをアンラーニング、前に進むために組織変革を含むチェンジマネジメントをバージョンアップするリーンなチェンジマネジメントをインストールし直す。アジャイルなワークにシフトが必要である。
 また、対面とオンラインを組み合わせた柔軟な開催形式を採用し、様々な組織のニーズに対応していることも特徴的です。

1. 月別開催頻度の傾向:
- 最も活動が多い月:2月、3月(7-8件/月)
- 中程度の活動月:5月、6月、9月(4-5件/月)
- 比較的少ない月:4月、7月、8月(2-3件/月)
- 年末に向けて:10-12月は各月3-4件程度

2. 主な対象組織:
- 企業向け:
  - 製造業(トヨタ、ホンダ、製薬、精密機器メーカーなど)
  - IT企業(通信会社、オージス総研、DX関連)
  - 医療機関(病院、リハビリセンター)
- アントレプレナー教育:
  - 学生向け(小中学生、大学生)
  - 教育関係者
- グローバル組織:
  - 外資系
  - 国際協力機関(JICE)

3. 主要テーマ:
- マネジメント関連:
 - 戦略の前に、複雑迷路からの脱却
- Management 3.0の基本講座(7月末まで)
 - Management 3.0の活用講座(8月以降)
  - 実践リーダーシップ開発
  - チームビルディング
- 働き方改革:
  - 週休3日制の導入
  - リモートワーク対応
  - ワークライフバランス
- デジタル変革:
  - シン・DX推進
  - システムの前に企業変革・組織開発
  - エンゲージメント向上
  - 心理的安全性
  - 権限委譲
  - デジタルツール活用

参加者と共に生まれた変化

今年の活動を通じて、以下のような参加者の変化を実感することができた:

  1. 不安から希望への転換

    • 組織変革に対する漠然とした不安が、具体的なアクションプランへと変化

    • 「できない理由」から「やってみたいこと」への視点の転換

    • チーム内の対立が、建設的な対話のきっかけに

  2. 孤独から連帯への変化

    • 「自分だけが悩んでいた」という孤独感からの解放

    • 参加者同士のネットワーク形成による相互支援の仕組み作り

    • 異なる部署や組織の人々との対話による視野の拡大

  3. 無力感から自信への成長

    • 小さな成功体験の積み重ねによる自信の醸成

    • 「誰かがやってくれる」から「自分たちでできる」という意識への転換

    • チームメンバーの潜在能力への気づきと活用

春の目覚め(1-3月)

年明けから、企業内でのマネジメント3.0基礎講座を皮切りに活動が本格化。2月は特に忙しく、プロジェクトマネジメント講座や社内ワークショップなど、多様な形態での活動が続いた。オンラインスタジオでの50名規模のセッションは、久しぶりの大人数での対話に緊張したが、参加者の熱意に助けられた。

3月の博多での体験ワークショップは、2時間という短い時間でエッセンスを伝える挑戦だったが、参加者の「目からウロコ」という反応が印象的だった。また、ブラジルからの参加者を含むオンラインセッションでは、異文化間での対話の深さに新たな気づきを得た。

変革の季節(4-6月)

4月からは、より戦略的なテーマに焦点を当てた活動が増えた。特に印象的だったのは、鎌倉でのZen2.0とZenschoolとのステファンとのコラボレーション探索。従来の枠組みを超えた新しい可能性を感じる機会となった。

5月の自動車業界 重鎮40名との週休3日制についてのディスカッションは、日本の働き方改革の最前線を実感する場となった。従来型の経営者の中にも、変革への強い意志を持つ方々が増えていることを心強く感じた。

夏の挑戦(7-9月)

大手通信会社でのマネジメント3.0講座の第3日目が、新たなステージを切り開く機会になった。年末の住友林業さん事例に引き続き、トヨタさんの実践を事例にどのように導入するかを話し合えたことがインパクトを届けられた。この進め方で、マネジメント3.0を自分ごとに転換できて、活用講座という教えないプログラムで水飲み場に連れて行くことできた。

 2019年からマネジメント3.0を理論と実践の架け橋を作るという命題に悪戦苦闘しながら取り組んできた中でようやく

ひとりひとりの困りごとと処方箋を結びつけて前に進め取り組んでいく。
入り口に立たせるプログラムができた。

理論と実践の架け橋を作る重要性を改めて認識した。

さらに発展する形で湘南国際村での外資系製薬会社の戦略部門との合宿は、「私たちは誰か?」という根源的な問いを深く掘り下げる貴重な機会となった。参加者たちの真摯な姿勢と、深い洞察に触れ、改めてファシリテーターとしての役割の重要性を実感した。同じくIT部門へはどのようにマネジメントを自律分散型チームにバーションアップしたらよいかを考えてもらうことができた。

9月のScrum Fest Mikawaでの発表は、トヨタのヒロさん、シンさん方々との共同発表という形で、製造業における改革の実践例を共有できた貴重な機会となった。理論と実践の架け橋を作る重要性を改めて認識した。

実りの秋から冬へ(10-12月)

秋以降は、より実践的な課題に焦点を当てた活動が増えた。特に印象的だったのは、トヨタ本社での「うっかりゲームで身につく週休3日の働き方」セッション。遊び心を取り入れながら、真剣な議論を展開できたことは新しい発見だった。

年末のサウジアラビア向けマネジメント講義は、通訳を介しての異文化コミュニケーションという新しい挑戦だったが、参加者の熱心な姿勢に励まされた。

提供できた価値と学び

  1. 「気づき」から「行動」へのブリッジング

    • 漠然とした課題意識を具体的なアクションプランに転換

    • 「もやもや」を「カタチ」にする手法の提供

    • 理論と実践を結ぶ具体的なツールの活用

  2. 心理的安全性の基盤構築

    • チーム内での率直な対話を可能にする場づくり

    • 失敗を学びに変える組織文化の醸成

    • 多様な意見を活かすファシリテーション手法の展開

  3. 持続可能な変革の支援

    • 一時的な盛り上がりではない、継続的な改善の仕組み作り

    • 組織の自走力を高めるための権限委譲の促進

    • メンバー同士の相互学習を促す仕掛けの提供

  4. 個人とチームの成長の統合

    • 個々人の強みを活かしたチーム作り

    • キャリア発達とチーム目標の調和

    • 世代間ギャップを強みに変える対話の促進

具体的な成果の実感

今年特に印象的だった参加者からのフィードバック:

  • 「初めて自分たちの強みを言語化できた気がする」(製造業・管理職)

  • 「チームメンバーの新しい一面を発見できた」(IT企業・リーダー)

  • 「明日から使える具体的なツールを得られた」(医療機関・スタッフ)

  • 「組織の未来に希望が持てるようになった」(教育機関・管理者)

今年の発信

今年受けたインパクトからNote書く機会が増えた:ご一読いただけたら嬉しいです。

来年に向けて

これらの成果を踏まえ、来年は「困りごと」をマネジメントの道具を手に入れてよい方向にバーションアップしていただくために、特に以下の点に注力していきます:

  1. 感情的な変化の持続性

    • 一時的な高揚感ではなく、継続的なモチベーション維持の仕組み作り

    • 日常業務における小さな成功体験の積み重ねの支援

  2. 価値創造の深化

    • 組織固有の文化や強みを活かした変革アプローチの開発

    • より多様な業界・職種に適用可能なメソッドの確立

  3. つながりの拡大

    • 参加者同士のネットワーク強化による相互学習の促進

    • グローバルと地域の視点を組み合わせた新しい価値の創造

今年、協業、共創してきた実践者の方と共に大きな喜び、悩み、飛躍する「活用講座」で成長できた1年でした。全ての方々への感謝を胸に、来年も大きな時代の変革の中で生き抜くために、より深い価値を提供できる活動を続けていきたいと思います。。

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