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番号ネーム付きユニフォーム頼んだら入金から届くまでにそいつ移籍しちゃったんだわ。に対する答え

2024年3月21日正午、アルビレックス新潟とサンフレッチェ広島から、新井直人選手の完全移籍がリリースされた。J1リーグ戦は開幕から4試合を消化、しかもベンチ入りの機会すらない若手ベテランなどでたはなく3試合に出場し得点もマーク、出場機会の無かった試合もベンチ入りするなど主力中の主力の選手がこのタイミングで同じカテゴリーのクラブに移籍するのはかなり異例な事態。特に今シーズンから副キャプテンに就任した生え抜き選手ということもあり、新潟サポーターから相当な反感を買い、SNSの移籍リリースには怒り、失望、そして決別の意思を示す声が多く挙がった。それとほぼ同時に投稿されたのが

新井直人選手の移籍に伴い、同選手のネーム&ナンバーおよび個人肖像を使用した公式グッズについてご案内いたします。

3月21日(水)までに公式ウェブショップ、オレンジガーデンでご注文いただいた受注商品(『全選手対応スマホグッズ』、『アルビキッズユニフォーム』や『ユニフォーム』など)については、すでに製造工程に入っており、このたびの移籍による商品の返金・交換については、お受けいたしかねますことをご了承ください。

新井選手移籍発表当日までに受注した公式グッズに関してはユニフォームも含め返金や他選手の背番号マーキングへの変更は受け付けないというリリース。

サポーターの多くは開幕に間に合うように1月までの段階でユニフォームを発注している。翌シーズンを戦うメンバーと背番号が発表されると、各々が期待をかける選手、推している選手など思い思いの番号を選択して発注する。特に副キャプテンという責任ある肩書を持つ選手であればそうやすやすと移籍などしないだろうと選んだサポーターもいるだろう。それが開幕から4試合であろうことかライバルクラブに移るというのだからサポーターの心中穏やかでないのは想像に難くない。

そして問題は、発注してから#2 NAOTOのユニフォームをまだ受け取っていないサポーターの扱いである。

ユニフォームは戦闘着と言われる所以(24200G)

ユニフォームはJリーグクラブが販売するグッズの中でも高額商品に分類される商品の一つ。サポーターとしてピッチ上で戦う選手と同じものを身にまといスタジアムを闊歩し、スタンドをクラブカラーに染めれば一人前のクラブファミリーとしてのお金で買えない高揚感を手にすることができる。
決して安くない買い物だからこそ、その一着への思い入れは間違いなく強い。そんな一着にライバルクラブに移籍していった選手の名前と番号が着けられた状態でこれから届くというのはサポーターにとって受け容れ難い事実であり、脱力感虚無感の極地といえる。

もちろん、グッズはクラブの貴重な収入源であるだけに受注生産品の返金対応はクラブに大きな負担を強いることになるため難しいのが本当のところ。
それならば、既に届いているものについては難しいとしても、これから届く分については何らかの特典をクラブは付けることを検討してもいい。具体的には選手の直筆サインなど。新井選手本人のサインは既にクラブを離れていることもあり移籍先のサンフレッチェ広島の協力が必要になってくるのと、サポーター感情的に受け入れられるかという部分になってくると現実的ではないため、他のアルビレックス新潟所属選手のサイン色紙をユニフォームに同包して送るのが適当だと思われる。主力選手が流出したクラブが傷心のサポーターの心情に寄り添うことは大切ではあるが、いずれにしてもJリーグの慣例でもなくクラブの厚意の範疇であり強制力は持たない。結局背番号ネーム入りのユニフォームを発注する場合は移籍のリスクも考慮し想定するほか無いと思う。副キャプテンだろうが生え抜きだろうが移籍する時は移籍するのだと。

筆者の場合は…

筆者が応援するAC長野パルセイロの今まで所有してきたユニフォームでシーズン中に当該選手が移籍した経験はある。(藤山智史【現・秋田(長野2020〜2021.7)】)

私の場合は移籍してからも、翌シーズンも着続けたが、それは上カテゴリーへのステップアップ移籍であったためで、今回の新井のように同カテのライバルクラブへの移籍だった場合はなかなか今後も着ようという心情にはならないと思う。

痛ユニのススメ

私が個人的にオススメするのは、そのクラブに所属する選手ではなく、サッカーとは距離を置き別のジャンルの趣味での推し(好きなアニメキャラ等)の名前でユニフォームを作ることである。これならシーズン途中の移籍のリスクも関係ない。


#12 ORESAMA

ちなみに画像は私が激推ししてライブにも足繁く通っていた長野県出身の2人組音楽ユニットORESAMAで作った痛ユニ。アニメ「魔法陣グルグル」のテーマソング「流星ダンスフロア」は全人類が聴いて欲しい。抜け出せなくなるから。マジで。


藤山のときの経験を活かして、そして一度「痛ユニ」というものをやってみたかったということもあって我ながらグッドアイデアだと思った。もう移籍なんか怖くない!!!!














































ドウシテ...ドウシテ…

やっぱ背ネーム無しが正義かもね。

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