「野村メモ」を読んで


野村監督と言うと何を思い出されるでしょうかか?
私は、野村監督がヤクルトを率いておられた時によく「ID野球」と言う言葉が出ていたことを思い出しました。
野村監督の采配が的中して、勝ち数を積み上げられていたのが、あの頃の私にとっては不思議でなりませんでした。

しかし今回、この「野村メモ」を読んで30年ほど不思議に思っていた謎が解けました。
それは、野村監督ご自身が現役時代の頃から監督をされているときも、試合で気づいた点を「メモ」されていたと言うことです。そのメモをもとにデータ化して、問題解決へとつなげられていたことを本書読んで知ることができました。
メモを取り、それを分析することで相手チームの弱点を洗い出し、予測能力を高めて作戦を考えられていました。

私自身も、仕事でメモは取っていますが、それは忘れ防止がおもで、次の仕事へ活かすためのメモになっていないことに気付かされました。
何事も問題意識を持って取り組むことが、大事であることを再認識できました。
今後は、課題に対しての改善案を考えていけるようなメモの取り方をやっていきたいですね。

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