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リトリートの効果と私の想い。

今ではリトリートという旅のスタイルの認知度は高くなっています。
わたしがリトリートをやり始めた2010年当時、アメリカでは比較的一般的になっていたものの、まだまだ日本では「リトリート?何それ?」という感じでした。
リトリートを始めたきっかけは著書『癒しのパワースポットハワイ』で得た体験をシェアしようと思ったこと、そして何より、私自身がその体験と通じて意識が大きく変容したことです。

仕事や普段の生活を離れて、非日常の空間の中で自分自身と向き合う。
いつもの役割からありのままの自分と繋がり直すことで、心とからだをリラックスさせる。
自然に触れたり、仲間と対話したり、思い切り遊んだり……。
自分時間を過ごす旅のスタイルが一般的な「リトリート」の概念です。

リトリートがこれからの旅のスタイルの主軸になってくるのではないか……そんなことを最近、感じています。

人生の目的ってなんだろう? 豊かさってなんだろう?
きっとそんなことを感じている人は今とても多いのではないでしょうか。
2020年からの3年間はかつて体験したことがない大変化が起きました。
日本社会が、というよりも、世界規模で「変容」が起きました。
地球全体のアセンション(次元上昇)に伴って意識改革を強制的になされているからだと思います。

人生の目的は、「自分を知って、本当の自分で生きること」であり、それを拡大していくことが「豊かさ」だと言えるでしょう。
より自分を知る、より自分になるとは、自分の本質と統合する、魂意識の自分と繋がるということ。

少しスピリチュアル的な表現になりますが、人間は本来スピリット(魂)の存在です。そのスピリット(魂)が一時的に肉体という乗り物に乗って地球という星でさまざまな体験しているのが私たちの人生そのものです。
ですから、私たちはスピリチュアルな世界を信じようと信じまいと存在そのものがスピリチュアルな存在なのです。

世界が便利になるほど、それと引き換えのように私たちの自由が失われていくような感じがします。
ついていけないほどスピードが加速し、ゆとりを失い、イマココを感じられなくなり、自分を失っていく。
便利になれば自分で使いたいように使える時間が増えるはずなのに、逆に仕事の量と不安は増えていき、自分自身は疲弊していく。

心の繋がりはどこにいったのだろう?
ゆったりとした穏やかで平和な時間はどこへいったのだろう?
何かがおかしい……。

そう感じていても日常の波に流されて自分を感じる時間もない。
私ってなんだろう?なにがしたかったんだっけ?
考えても頭の中は白紙のまま。また灰色の日常に戻されていく。

そんな人たちに本当の自分を感じて欲しい。
自分自身の本音を語ってキラキラと輝いて自分らしく人生を生きて欲しい。
そんな想いが私にはあります。

そう思うようになったのはハワイでの体験によって私がわたし自身の魂の本質(喜び、感動、豊かさ、ワクワク)を感じられたからに他なりません。

本当の自分になること、それを拡大していくことで、人はやりたいことをやりたい時にやれるようになるのだと感じます。
それを人は「自由を得る」と表現するのだと思います。
自分を知ること、自分になること、それを拡大していくことは、自由を得ることに他ならないのです。

お金、恋愛、人間関係、仕事などは、本当の自分になるためのツールでしかないと私は感じています。より自分を知ることの体験としてこうしたツールが必要なのです。

しかし残念ながら、私たちはなかなかこの「本当の自分になる」ということができません。幼い頃から知らず知らずのうちにしみついてしまったネガティブな思い込み、自分本来のものではない信念が邪魔するからです。

ネガティブな思い込み、本当は自分のものではなく自分には不必要な思い込みを浄化して消していくことが人生という魂の旅の中では必要なのです。
ネガティブな思い込みがあると、本当の自分になれないのかと言えばそうではないとも思っています。
誰でもネガティブな思い込みがあっても本当の自分と繋がる時があります。

それは「夢中になって我を忘れてしまうものやっている時」でしょう。

それは、ある人は料理かも知れません。
またある人は歌を歌うことや楽器を演奏することかも知れません。
人と話をしている時かも知れませんし、とにかく自分らしくいられる状態は人ぞれぞれ違います。

子どもの頃にヒントがある、と私は感じています。
誰もが子どもの頃は純粋無垢です。好きなことしかしません。
外で遊びまわるのが好きな子もいれば、家の中で何か作ることが好きな子もいたでしょう。
今は誰もがその夢中になれるものを求めている時代、本当の自分になれるものを探し求めている時代だと思うのです。

そこで「リトリート」です。
私が考えるリトリートとは「自分自身の魂に繋がる旅」です。
それは無意識になっている自分自身の五感を意識的に丁寧に感じることですし、私自身がハワイで感じたそのものです。

景色を見ながら自然を感じて歩き、自分自身の心と素直に向き合い、食べるものを丁寧に味わい、そして仲間と語り合いながら他者との違いや他者の視点を感じる時間でもあるのです。

自然の力はとても偉大です。自然はこんがらかってしまった思考や心の閉塞感を解放させるパワーがあります。日本人には「木・石・土・水」が本当の自分に繋がるには大切だそうです。

自然の中でみずからを解放すること、心の内側を仲間に話すこと。
その土地で触れるもの、見るもの、味わうものなど、五感を丁寧に感じて自分と繋がり直していく。それがリトリートの醍醐味だと感じています。

「そっか、私はこれが好きだったんだ」「なんだか楽しい」「なんだか幸せ」という自分の中に確実にある豊かさに繋がる感覚に気づく。
本当の自分に繋がるきっかけを見つける。
それがリトリートという旅のスタイルだと考えています。

あなたが生き生きして自分と繋がっている時、生まれながらに持っているギフトに気づく。
そしてギフトを手にして生き生きしているその姿は、また他の誰かの豊かさにもなっているのです。
そうして本当の自分を生きる人たちの繋がりが、豊かさを拡大していき、やがて全体が豊かになっていくのです。

自分が自分であること。あなたがあなたになること。ありのままのわたしでいいと感じられること。それがリトリートの効果です。
それは私が提案し追求したい「自分を知る」「本当の自分に戻る」に通じるものです。
それが豊かさや世界平和への入口ですし、愛と調和の世界の源泉なのだと感じます。

これからの時代、リトリートはあなたを見つける最高のツールになるのではないでしょうか。
魂に繋がる旅、それが私のリトリート。そんなリトリートを私はこれからもやっていきたいと思っています。
共感する人と組んでやれたら広がりも大きいしアイデアも豊富に出てきそうです。
そんなことを考えるだけで自然とワクワクしてくる自分に気づきます。
リトリートは私にとってのライフワーク(魂のお仕事)ですし、自分が自分になるためのひとつのツールなのだと感じています。

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