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気づくこと、伝えることがふたりの絆を強くする。

とかく日本の男の人は自分のパートナーのちょっとした変化に気がつかないことが多い。以前、約8年間くらい、日本とハワイを行ったり来たりの生活の中で、男性が女性に接する場合の海外と日本の違いを感じた。

レディーファーストが子どもの頃から男の子には躾けられる海外の男性はやっぱり日本の男性よりも女性の変化に気づいたり、褒めたり、エスコートしたりすることに長けているような気がするのだ。
女性も女性でエスコートされることに慣れていて、ごく自然な感じである。
もちろん個人差があるのですべてがそうとは言えないかもしれないが、相対的にそう感じることが多かったのだ。

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日本の男性はたとえ女性の変化に気が付いていたとしても口に出してなかなか言わない。いや、きっと言えないのだ。たぶん恥ずかしくて。

女性は自分が美しく装った時にはちゃんと「きれいだね」とか「素敵だね」とか「かわいいね」って言って欲しいものなのだと思う。

美味しいものを食べに連れて行ってくれたり、お洒落な場所に連れて行ってくれたり、欲しいものを買ってくれたりすることも、もちろん嬉しいのだろうと思う。
だけどやっぱりちょっとした変化に気が付いてくれて、ちゃんと気持ちを伝えてくれることの方がずっとずっと嬉しいものなのではないだろうかと思うようになった。

髪型を変えてみたり、いつもと違う口紅を塗ってみたり、二人の大切なイベントの時にはいつもよりちょっとだけオシャレしてみたり……。
そんな時、ちゃんと素直にその変化を伝えてあげることができるかどうかで、二人の関係は飛躍的に変化するんだろうなと思っている。

女性が女性らしく、自分のパートナーがいつまでもきれいでかわいくいてもらうために、やっぱり変化に気づいてあげてちゃんと気持ちを伝えることはとても大切なことなんだな、と気づかされた。

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女性は不思議なもので、こうした言葉に磨かれていく。
どんどんキレイに、美しくなっていく。
愛でられることで、美しくなっていく動物なのだ。
そしてそれをその時の感情と一緒に記憶している。

この人は私のことを気持ちよくさせてくれる人。癒してくれる人。包んでくれる人。そうやってふたりの距離はさらに縮まっていく。

 「すごく素敵だね」このたったひと言がふたりの仲をもっと親密にする。

自分の彼女や妻になってしまうと手に入れるまでの熱心さはどこへ行ってしまったのか、なかなかレディーファーストができない日本男子。もちろん私もだ。ヒドイ人だと好きになったはずの自分のパートナーを人前でけなす人もいる。
自分が好きになった人をけなすということは自分のことも下げているのと同じじゃないだろうか? 確かに初めは恥ずかしいかもしれない。でも慣れてしまえばすごく自然だし、お互いに嬉しい。そして自分のパートナーはどんどんキレイになっていく。
これほど素敵なことはない。気持ちを素直に伝えられる人ってやっぱり素敵だし、かっこいいと思っている。自戒を込めて。

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