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【札幌2歳S】ギャンブルルーム: 出世レースの「はしご」で世代の頂点へ!

今週の土曜日は札幌で2歳重賞、札幌2歳ステークスが行われますね!
近年ソダシ、ユーバーレーベン、ジオグリフなどG1馬を多数輩出している出世レースです。

今回はレース予想…ではなく、このレースのポイント・見どころについて書いていきたいと思います。


連対馬はクラシック候補に

下記は近10年の1〜3着馬ですが、近5年の連対馬はサトノゴールドを除いてダービーまたはオークスに出走しております。

2018〜2020年は3着馬もクラシック出走馬に該当しているということで、早い段階での賞金加算という要因もあるものの、素質馬が出走馬の中に隠れているということは間違いなさそうです。

実際に近3年の勝ち馬はクラシックでも好走しており、人気馬ソダシはもちろんのこと、先日急死したアスクビクターモアと激戦を繰り返してきたジオグリフなどが最たる例ではないかと考えております。

今年は牡馬の年か!?

その他にも面白い傾向として2020年の連対馬はその後桜花賞・オークス馬へと駆け上がりましたが、翌年の連対馬は共にダービーを出走、昨年の連対馬はオークス出走…と牝馬→牡馬→牝馬という順番で来ているので、その流れでいうと今年は牡馬のワンツーということになりそうです。

以前記事にも書きましたが、今のところ予想オッズなども見る限りはガイアメンテが主役筆頭候補ではないかと思います。

ドゥラメンテ産駒・牡馬・ノーザンFにサンデーR所有馬…と父の後継馬として十分過ぎるほどのバックグラウンドを持っており、ストーリ性からも人気をするのは致し方ないところでしょうか。

ただ筆者が注目したい馬はもう1頭おりまして、それがギャンブルルームです。

出世レースの“はしご“

ソダシを中心に北海道シリーズで一気にクラシックの主役候補へ駆け上がるパターンがこのレースでは多いのですが、ジオグリフのように春のG1ウィークの東京・阪神で強敵を倒してくる所謂「出世レースのはしご」をする馬の方が(分母が少ないこともあって)出世率が高いのではないかと考えております。

そして下記がギャンブルルームのデビュー戦になるのですが、宝塚記念当日に行われるメイクデビュー阪神ということで、毎年恒例のハイレベルレースです。

勝ったギャンブルルームは2着馬に5馬身差をつける圧勝だったのですが、注目すべきは2着のブルーミンデザインを筆頭に、既に2戦目を走っている3頭全てが次走で勝ち上がっていること。筆者がPOG指名しているクイックバイオも先週の2歳未勝利戦を見事に勝ち上がっております。

このことからもギャンブルルームのレベルの高さは一定の水準で担保されており、ここを勝ち上がるようであれば、来年の主役に踊り出るのではないかと見ております。

夏が終わる寂しさと秋が来る楽しみ

札幌2歳ステークスが楽しみである一方で、今週で夏競馬も最終週ということで、毎年この時期がやってくると寂しい気持ちになってしまいます…
「やっぱりもう少し長く見ていたい」と思うので、北海道シリーズの拡充を期待せずにはいられないです。

そして本格的な秋が近づいてくると共に、秋のG1シリーズがやってきます。
前述の馬たちの中から2歳重賞・G1に出てくる馬が何頭いるかなどにも注目しながら、秋競馬も楽しんでいきたいと思っております。

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございます!

自分が大事にするものを皆さんへ共有できればと思っております。共感して頂ける方からサポートをいただけますと大変ありがたいです。