【POG】ここからクラシック候補が出るか? 注目の2歳馬評価について
先週の2歳戦で4億円超の良血馬ホウオウプロサンゲが未勝利戦を勝ちましたね!
未勝利戦を勝つぐらいでは回収率は5%にも満たないですので(汗)、2歳G1や3歳クラシックを目指して行ってほしいです。
その前日にはノッキングポイントの半妹にあたるチェルヴィニアが未勝利戦を勝つなど、ここ最近、良血2歳馬の出走をちらほら見ることから、今回は8月前半に出走した2歳馬の評価を行なっていきたいと思います。
注目のイクイノックスの半妹
1頭目はガルサブランカです。
キズナ産駒の牝馬で、半兄は世界でも現役屈指のトップホースであるイクイノックス。そしてノーザンF生産馬 x 木村哲也厩舎 x ルメールJと前回記事で書いたお馴染みのコンビになりますね。
レース全体の上がり時計が33.1秒のSペース決着ということもあって、勝ち時計1:36.3は平凡ですが、この馬自身の上がり3Fが32.8秒ですので、一定の瞬発力を兼ね備えていることは証明できたのではないかと思います。
秋はサウジアラビアRCやアルミテスSなど東京で見てみたい1頭です。
2,000m戦にこだわるのは調教師の影響!?
2頭目はステルヴィオの半弟になるラケダイモーンです。
父がロードカナロアからレイデオロに変わり、馬主がサンデーRから金子真人オーナーに。そして何よりも調教師が木村哲也から須貝尚介へ変わったのは大きな注目ポイントです!
それを示すかのようにこれまでの兄弟を見れば、マイルデビューが有力なところをラケダイモーンは2,000mを連続して使ってきており、明らかに中距離路線を狙っていることが見えてきます。
現時点で時計などの評価は難しいですが、今後のレース選択と結果に注目していきたいと思っております。
今年も札幌2歳S組からクラシック候補か
最後はガイアメンテを取り上げたいと思います。
馬名から想像するお察しの通り父がドゥラメンテで、こちらも須貝厩舎の所属馬です。
デビュー戦は重馬場だったということで評価は難しいですが、比較対象として当日の9Rに行われたHTB賞(2勝クラス)の勝ち時計が1:51.5ということを踏まえるとこの馬の勝ち時計1:52.4も決して悪くはないかと思います。
ガイアメンテの次走は札幌2歳Sのようで、同週に新潟の新馬戦を勝ったファーヴェントも同じく参戦を予定しております。
札幌2歳Sといえば、去年の勝ち馬ドゥーラがオークス3着、一昨年のジオグリフは皐月賞馬、そして3年前のソダシも桜花賞馬ということで、3年連続で勝ち馬がクラシックを好走している出世レース
ドゥラメンテ産駒から更なる大物が出るか!?
それとも同じドゥラメンテ産駒 ダークエクリプスのように違う意味での大物が出るか(苦笑)
にも注目したいと思います。
以上ということで、今後もタイミングを見ながら2歳馬の評価について書いていければと思います。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございます!