23/06/27 最近読んだマンガ(23年6月)

タイトル的に月次でやってる記事みたいに見えますが、前回は1ヶ月前です。「なら月次じゃん」そうだわ…。

スーパードクターK (100話分)

「K2」無料公開を大いに楽しませてもらっていたので、その前作が無料公開とあって大喜びで読みました。
K2と違って普通に根っからの悪党が出てくることや治安の悪さなどは広く言われているとおりなのですが、その一方で人間讃歌や根っこの善性などには通底するものを感じました。
好きなキャラは橋爪。このキャラ、この造形でそんな再登場することあるんだ!?

ソ連が普通に存在していたりと色々時代を感じさせるのですが、一番時代を感じたのはここ。

神さまがまちガえる (3)

この巻の収録作の傾向として、バグによって世界が変わるのは好きなんですが、人間そのものが変わるのはそんなにだなあ。
文字や秒数のような人間が勝手に決めた表現がバグで出てくるのもイマイチ。もちろん「人間がそれぞれ理解しやすい言語や尺度で認識するというバグの特性」だとかいくらでも説明しようはあるのですが、画的になんだか「小さく」なっちゃう感じがします。世界の改変はもっと人智を超えていてほしい派。
そういう意味で収録最終話はとてもよかったですね!

あと紺に対して担任教師や児相から示された理解しがたいものに対するインクルーシブな態度は、この理解しがたいことが次々起こる世界ならではで、心地の良いものでしたねえ。


ジョジョの奇妙な冒険 クレイジー・Dの悪霊的失恋 (3)

2巻まで読んで「もう次の巻は買わなくていいかな」と思っていたのですが、3巻で完結するならまあせっかくだし…ということで購入、読了。
「ジョジョっぽい絵でジョジョのキャラが描かれてる」ところを楽しむというシンプルな楽しみ方でいいマンガなのかもしれないと思いました。