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槇原敬之さん

アーティスト槇原敬之さんについて書きます。
国民的人気の歌手であらゆる年代の方に愛されていますが2020年2月現在二度目の薬物所持の疑いをかけられています。彼の命式と波乱に富んだ人生を垣間見てみましょう。

日干支 癸巳
癸は水性雨を表し 支える十二支巳は火性。雨が火に支えられてるということでにわか雨に例えられます。
こちらにも書きましたが癸巳は異常干支の一つ暗号異常干支という種類で癸と蔵干の戊が干合します。(干合変化)そして癸巳は天報星が出ます、それらを総合してコロコロ変わりやすい。長続きをすることが苦手で短期決戦を繰り返しながら運をつかんでいく人と読めます。

月干支と年干支が大半会
宿命大半会、前進力があり躊躇なく行動に移せる大胆さを持つ。
家系(兄弟)と親どちらかが踏み台になって大きく飛躍する星回り。
中央と東が大半会なので自分の立場が飛躍したり、社会に大きく広がる動きを持つ。

陽占
論理的で知性派いろいろと頭で考えながらも行動する時は急発進。そんなイメージの命式です。ひらめきで曲を作るより熟考を重ねきちんと理論立てて作って行きます。ヒット曲の彼なりのルールなどもあったのかもしれません。しかし社会に出した時にはそれは新しい音楽として世間に受け入られるのです。そして特筆すべきは十大主星の並びには剋線がありません(金生水の相生と比和しかありません)無剋の形と言いまして自力で才能を発揮することが難しいと言われいます。他力によって才能を見出されていく人です。あれだけ才能に溢れているように見えても自分では才能に気づきにくい。その辺の彼の作品を生み出す苦悩を垣間見れます。
中央玉堂で西も玉堂、母性に溢れた方とも読めます。彼の母親との関係も気になりますし愛情をそそぐ人や相手が必要です。たくさんの犬を育て愛したともお聞きします。
楽器の演奏や歌に長ける芸能の星天胡星をお持ちですね。そして中年期晩年期の天報星。多芸多才の星ですが二つあると言ってる事とやってる事が変わりやすく周りを振り回すところがありそうです。

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数理法で見て行きます。エネルギーは総数247と一般よりやや多めですが剋線が114と突出して多い。自分が常に周りに影響を受け続けてる状態です。プレッシャーも多い日々だったのでしょう。そして歌手であるのにかかわらず洩気がゼロ。彼が生み出した歌や曲は彼が自発的に生み出されたものではなく、周りからの圧で生み出されたものなのではないかと推測してしまいます。彼自身が自覚できない才能に溢れていた。それを周りが見出して彼にトップアーティストでいる事を求めた。そんな図にも見えます。

続いて運命の流れを見て行きます。

1990年庚午年 天冲殺中にデビューとなりました。天冲殺に始めたことは形になりにくいと言われます。芸能活動は水ものと言われますが30周年というこの大切な節目。ひとつ形にしようとすることこの年にこの様な形で道半ば逮捕されたということはなんとも残念です。デビューが庚午年で今年が庚子年、ちょうど30年ということは納音を意味します。槇原敬之さんが天冲殺時期に芸能界で生まれて30歳納音です。ひとつの区切りということでこの様な形になったのだろうでしょう。

最近で言いますと去年の2019年己亥年は西が天剋地冲、中央納音でした。心も体も状況も一気に衝撃を受ける天剋地冲。そして立場に何かが終わりを迎える納音。二つが一度にくる辛さは想像したくありません。深いつながりのあったパートナーとのぶつかりや関係の終わりなんかもこの時期に起きていたのかもしれません。

来年は丑年で巳酉丑の三合会局が回ってきます。これをチャンスに道が開けていくことをお祈りします。54歳からの10年は貫索天将星という強い運気が巡ってきます。大運西側納音ということで今までとは流れが変わってきます。この強い10年をネガティブな状況に持っていかないためにもこの今の辛い状況をきちんと清算してバネにしていって欲しいと いちファンとして応援しています。


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