漢字ノート其ノ二

沸

フツ 、ヒ

わ（く）、わ（かす） た（てる）・にえ

煮沸（シャフツ）
鼎沸（テイフツ）
沸点（フッテン）
沸騰（フットウ）
沸沸（フツフツ）
金沸草（おぐるま）
http://kakijun.com/kanji/kotoba/6cb8.html

たぎるエネルギー

良くも悪くも溢れんばかりの活力がある。
熱い時もあるし、弾けた湯はそのまま冷えてしまう水になってしまう。

やかんから出てくる水蒸気は、本当は見えていない。
見えているのは水。注ぎ口に近く、透明に見えるのが水蒸気なのだ。

火傷の恐れ

ぼこぼこと湧き起こる湯は、100度を超える。
おいそれと触れてはいけない。

近づけば近づくほど見えなくなり、
沸けば沸くほど水量が減ってしまう。

沸き起こるエネルギーは無限ではない。
いつでもスイッチは入るし、空焚きしてしまうのはよくないだろう。
常に水を入れていなければならない。

心情の変化

誰しもが熱々で事を運べるわけではない。
時には相手を火傷させてしまうことがあるだろう。

水を注いでくれる人を探すと良いかもしれない。

冷やし、沸騰し続けず、温かくいられるはずだ。

水を探し続けなさい

それは知識であり、情報。

供給し続けてくれる人を探すのも良いかもしれない。

常に水を欲して、乾ききっているのだから。

漢字を通した僕なりの見解