自己紹介パート12(高校教師時代ーいじめは絶対に許さない④ いじめは単なる校則違反とは性質が異なるもの)

いじめは、人として卑劣な行為と言動の最たるものです。
いじめられた者はどれだけ傷つくか、計り知れません。いじめられた者は、死を選ぶことさえあるのです。
だから、絶対に許してはいけません。
単なる校則違反等とは、根本的に性質の異なるものです。
頭髪や服装が校則に違反しているとか、遅刻をする、掃除をサボる生徒を指導することより、
いじめをすることがどんなにいけないことか指導することの方が、遥かに大切なことだと思います。
よって、私は、いじめ防止のための指導に、一番力を入れていました。

実際に、いじめが発覚した場合は、担任を離れて、生活指導部が動くことになっていたので、
私は担任の段階で、いじめの前兆に気づくように目を配り、
気付いた時には直ぐに親を呼んで話をするという段取りにしていました。

早い段階で親を呼び、話しをしておけば、生徒本人も「次にいじめをしたことが見つかれば、退学させられるかもしれない。先生は本気だ」と思わせることが出来るし、
それによって、他の生徒にも担任の本気度が分かり、いじめが人として本当にいけないことだと理解する生徒も増えると思っていました。

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