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#1 為替相場の学習でも生徒のワクワクが止まらない教材
こんにちは。やしろです。
今回から、社会科教材の発信をしていきます。
まだ、やしろが何者か知らないぞ!
って方は、先にこちら↓の記事をお読みください。
今回は、公民的分野の鬼門とも言える
「経済」や「金融」に関する教材です。
経済や金融と聞くと、
「難しい用語ばかりで、よく分からない」
「円安だからって私たちに何の関係があるの?」
「為替相場のこと知って、何になるの?」
きっと、こう感じる生徒が多いと思います。
![](https://assets.st-note.com/img/1700539846764-8ClWEagR97.png?width=800)
そりゃそうですよね。
中学生は、まだ子ども。
お金を取り扱う機会は少なく、
ましてや「世界経済」なんて
何それ!?
な状態だと思います。
ゆえに、
一緒くたに「経済」「金融」と言われても
実感が湧くわけありません。
だからこそ、
「どうやって授業をしたら良いのだろう?」
「どうしたら生徒が自分事として
感じてくれるだろう?」
と迷っている先生も多いはず。
![](https://assets.st-note.com/img/1700539943554-hNLXatRpit.png?width=800)
初めて私がこの単元を
授業しようとしたとき、
めちゃくちゃ教材研究に苦労しました。
なぜかというと、
為替相場の変動について
理解させることを意識していたからです。
"させる"です。
「どうしたら分かりやすく説明できるだろう?」
「ここではこういう板書をしよう!」
と、ひたすら"理解させる"ための
教材研究に時間を費やしていたんですよね。
その結果、
授業は、私が説明するだけの時間になりました。
生徒はひたすら板書するだけ。
「この空気やばい。何とかしなきゃ!」
と焦れば焦るほど、
一方的な授業になっていきました。
決して、子どもたちが
ワクワクするような授業ではありませんでした。
「あれだけ教材研究したのに、
なんで上手くいかないんだろう?」
そう考えると、
次のクラスへ授業に行くのも
不安で怖くなりました。
1年目の授業は、
大失敗に終わったんです。
![](https://assets.st-note.com/img/1700662265030-hMn5IfaQsM.png?width=800)
そんなある日、
ある実践に出会ったんです。
その実践は、
"理解させる"ではなく、
体験しながら
"理解する"でした!
まさに、目から鱗でした。
そして、
それが今回提供する教材へと
つながっていくんです!
![](https://assets.st-note.com/img/1700666082702-3f7pHcd2TQ.png?width=800)
今回提供する教材を使用すると、
「円高・円安ってこういうことか!」
「円高(円安)になると、
こんなメリット(デメリット)があるのか!」
「世界情勢によって為替相場に
こんな影響が出るのか!」
「他人事じゃなくて、
私たちにも関係あるじゃん!」
「アメリカの影響力ハンパない・・・」
こんな声を生徒から聞くことができます。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/122366637/picture_pc_f9c61a4a417917b6e4bc2fdc2e4940a8.png?width=800)
さらに、
過去に私が行った授業では、
「為替相場の仕組みをもっと深く学びたい!」
「TVニュースの内容が
少し理解できるようになった!」
「もしかして、株価とも関係しているのかな?」
と新たな問いが生まれたり、
既習内容と結びつけたりすることもできました!
こんなこと言われたら、
教師冥利に尽きますよね。
1年目の失敗を乗り越え、
"理解させる"
いや、
"理解する"さえも超えた学び、
そして、授業を通して、
為替相場の変動や影響を
自分事として考えられるように
なっていったんです!
![](https://assets.st-note.com/img/1700539717047-YCa7mFaqwN.png?width=800)
逆に、この教材を使用せずに授業を行うと、
前述したような、生徒にとって
苦痛な
授業となってしまいます。
こんな状態で
社会科教育の目標である
「公民的としての資質・能力」を
育成することはできるでしょうか?
社会的な見方・考え方を働かせ、課題を追究したり解決したりする活動を通して、広い視野に立ち,グローバル化する国際社会に主体的に生きる平和で民主的な国家及び社会の形成者に必要な公民としての資質・能力の基礎を次のとおり育成することを目指す。
正直言って、無理です。
一度でも
「授業がつまらない」
「難しくて、よく分からない」
「学んで何の役に立つの?」
「私たちには関係ない」
なんて思われてしまったら、
生徒の興味・関心は薄れ、
目の前で起きている様々な社会問題に
向き合わないまま
大人になってしまいます。
さらに、
授業の雰囲気は
最悪
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/122300497/picture_pc_64c8bc7d68462bcc941e60de42398bed.png?width=800)
こんな状況は避けたいですよね。
というか、
むしろ「難しい」と感じることは
ごく自然なことなんです!
「難しいけど・・・
面白い、学ぶ意義がある!」
と生徒自身が実感し、
自分事にしてもらうことが大切なんです!
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/122292398/picture_pc_75c003b4082f15dfb7aa75cbb546dbed.png?width=800)
なので、
今回は、為替相場の変動による
円高・円安の影響について学ぶ
体験型学習教材を提供します!!
その名も
「わくわく円高・円安ゲーム!」
なぜ、この教材が効果的なのかというと、
為替変動に対して、
「買う」「売る」のタイミングを判断し、
いかに安く(高く)、買える(売れる)か
を競い合いながら、
為替相場が社会全体や企業、国民に
与える影響を体験的に学ぶことが
できるからです。
また、この授業アイディアの基としたのが
『野村ホールディングス』の
「金融・経済を学ぶ Nomuraまなぼう教室」
で行われた実践という点もポイントです!
『野村ホールディングス』は、
全国の学校で出張授業を行っており、
「金融」や「経済」について、
体験しながら分かりやすく理解できる
授業として有名なんです!
"証券会社"が独自に
"全国"の学校で行っている授業って、
相当、期待できますよね!
現にX(旧Twitter)でも
これだけの反響をいただきました!
【自分事にする授業づくり③】
— やしろ@中学校社会科の先生 (@yashiro_edu) November 18, 2023
📝円高・円安ゲーム
河原和之先生の著書(明治図書)を基に作成しました。
為替レートの変動に対して、売買のタイミングを自ら判断し、いかに安く買い、高く売れるかを競う体験型学習💰
🎲はタブレットがあればOK👍
為替は難しい分野。楽しみながら学びたいですね! https://t.co/thLBEk6x9B pic.twitter.com/R3XdOKsS2R
それでは、この教材の
活用方法をお伝えします!!
まず、公民的分野の
どこの授業で扱えるのかというと、
下記の範囲になります。
第4章「私たちの暮らしと経済」
第3節 市場経済の仕組みと金融
6 グローバル経済と金融 p160~161
具体的な授業の流れは、以下の通り。
(※指導上の留意点)
① 日本の「貿易」の特徴を、地理的分野の学習を振り返りながら確認する
※「産業の空洞化」に着目する
② 発問「貿易に必要なモノって何だろう?」
※追発問「商品以外に必要なモノは?」
※「お金」「通貨」のワードを引き出す
③ 為替相場(為替レート)について説明する
※ここは講義形式で進めるのがベスト
※実際のニュース映像↓を見せると良い
※「円高」「円安」の意味を理解させる
④ わくわく円高・円安ゲーム
ここからが本教材の活用場面です!
タイトルコールは、
ノリノリな生徒に任せましょう(笑)
ルールは至ってシンプル。
詳しくは、今回提供のワークシートを
参考にしてください。
ワークシートだけだと、
分かりづらい場合もあるため、
【指導マニュアル】
も一緒に提供します!
こちらは、ルール説明の際に
活用できると思います。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/122302973/picture_pc_2854ba1b6e2e7e73df438204adb917d3.png?width=800)
さらに、今回の教材を受け取り、
本教材の"感想を書いてくださった方限定"で
(感想は、公式LINEから送信してください)
特典として、
【授業の流れ①〜③で使用するワークシート】
を提供いたします!
記事の最後に特典を受け取るための
キーワードを載せておくので、
公式LINEで友達登録してメッセージで送ってください!
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/122303738/picture_pc_b29a91406f4135f99ec5f6dbe14e4e65.png?width=800)
もちろん、教材を一から作ることも
大切なことです。
が、前回の記事でも書いた通り、
先に実践してる人のアイディアから
「自ら学ぶことが、成長につながる」
ということを忘れないで欲しいです。
私が提供する教材に
あなたのアレンジを加えて
もっと良い授業をしてください!!
そして、生徒をワクワクさせてください!
私が編集可能な
原本ファイルを提供するのは、
そういった想いからです。
早速、教材を受け取り、
授業に活用していきましょう!!
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