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Figmaで部屋の模様替えをしてみた

自分は模様替えするのが好きで、唐突に模様替えてみたくなったので、やることにしました。

計画

何となく現状の家具配置に対する課題感はあったものの、まずは今どうなっているかをある程度正確に把握し、そこからどうなって欲しいか?をプランニングしようと思いました。そこで、今の状態を図示し、図を動かしていく中で未来の姿が導き出せると良いのではと考え、 Figma を使うことにしました。(後述しますが、正直手段がFigmaである必然性はありません)

具体的にやったことは以下です。
- まず、現在の部屋のレイアウトを書きました。1px=1cm と決め、部屋をFrame、家具をコンポーネントとして描画&配置していきました。
- 似たような色の家具が複数あったため、違いが分かるように、レイアウトに影響しない部分(椅子の形とか、TV台の上のTVなど)も描いてみました。(模様替えしている感を出したかった、という理由もありました(笑))
- 一通りレイアウトが終わったあと、よく使う動線を記入しました。

スクリーンショット 2020-09-06 0.52.05

(緑の線が動線、中央の青い線は風の通り道です)

課題感

描いた図から、以下のような課題を得ました。
- 部屋の入口(左下)から机(右上)までの動線の間にソファ(中央茶色)が割り込む形となっている。
- キッチン(右下)からソファまでの動線も同様。
加えて、その他に元々感じていた課題として、以下がありました。
- 机(主に仕事用)スペースとソファ(主にくつろぐ用)スペースを分けたい。
  - 現状でも分かれていないわけではないが、より分離するか、少なくとも現状維持したい。
- 机の右端が(背が高い棚の関係で)デッドスペースになっている。

試行錯誤

浮き彫りになった課題を解決すべく、あーでもないこーでもないと、家具を移動し、回転し・・・。この過程はだいぶ時間がかかりました。しかし、楽しい時間でもありました。

スクリーンショット 2020-09-06 1.19.02

当初は案を1つにするつもりでしたが、2パターンできてしまいましたw(そしてここからどっちにするか決めるのにさらに時間がかかるという...w)
(動線がなぜか変な位置で曲がっていますが、実際はもっと真っ直ぐにできます。)

いざ、模様替え

決めた案を元に、模様替えをしました。ここからは肉体労働...!
これまで模様替えをしてきたときには、「物を動かしながらどうするか考える」という感じだったため、今回はプランニングが終わっている分、スムーズに進んだように感じました。

振り返り

実際に模様替え終わった今、こうしてnoteを書いています。(既に採用した案から若干配置を変えているものがありますが...w)
「ソファと棚2つ分の長さが同じ」という発見があったり、鳥の目で部屋の動線を見渡せたりしたところは非常に良かったなと思っています。
Figmaを用いたのは、ちょっとキャッチアップしておきたいというモチベーションもあったため、良い練習になってちょうど良かったです。
しかしながら、Figmaを今回のような用途で使うことは正直あまりオススメできるものではありません。理由としては、
- 家具の3次元的な把握ができない。
  - 既に、課題として挙げていた「机の右端が(背が高い棚の関係で)デッドスペースになっている」を描くことができていませんね...w
- 部屋の照明の位置から、どこが明るく、どこが影になりそうかが把握できない。(失敗点その1)
- 配線の長さが足りるかどうか分からない。(失敗点その2)
  - 配置が制限されるものがあるため、コンセントの位置は記入していましたが、長さに関しては把握できません。
  - 今思えば、コードの長さを測った上で記入すればワンチャン可能だったかも...?
今回は始めからこれらを承知の上で、Figmaを使ってみました。


自分が描いた配置通りに家具が自動で移動する未来、来ないかな...w

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